この度、資本主義社会からの脱却のための施策を考察した。 以下の3点を実行に移すことを提案する。 世界共通通貨を、各国の言葉での「感謝」という単位にする。 「1感謝」は、各国の現時点の通貨での「パン一個」の値段でレート換算する。日本ならば1感謝は現在の通貨100円となる。 通貨の発行・流通量は世界全体で一元的に管理する。 通貨のネーミングを変更することで、社会構成員は従来の「お金」に対する心理的な価値観から自由になる。以前の金融の仕組みからは何も変更せずとも、社会構成員の意識の変容がおこる。 お金は「資産」から、他人から提供されるモノやサービス・行為(労働)への感謝を示す「フラグ」へと変容する。通貨「感謝」を貯め込もうとする行為は、人間の持つ欲望であることを人類は認識する。 通貨「感謝」は人間の欲望の対象ではなくなり、人々の善意による行為が世界を動かす主体となる。 「蓄財する行為自体は悪行で