ロシアがウクライナに戦争を吹っかけてから、ブログに何を書きたいのかわからなくなってしまった。戦乱のせいで気が萎えていると思う。以下の文章は、リハビリがてらに書いた、社会的なことのようにみえて個人的なことしか書いていない、そんな随想でしかない。 ゆうべ珍しく午前2時に突然目が覚めてしまい、そんな時間に目が覚めたせいか、自分がもう47年も生きてしまったことを思い出して震えが走った。 「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」と言うけれど、四捨五入して約50年生きた間に自分がこれほど成長して衰え、日本国も世界情勢も変わり果ててしまったことが、寝覚めの瞬間に一塊となって襲ってきて、半ばパニックになってしまったのだ。 1990年、校長先生は「激動の時代」と評したが。 私は冷戦下の日本で生まれ育ち、冷戦終結の頃に十代を迎え、冷戦後の秩序がゆっくりと壊れていく時代を社会人として生きてきた。 冷