カジノを含む統合型リゾート(IR)参入を巡る汚職事件は、衆院議員の秋元司容疑者(48)が3日、収賄罪で追起訴され、舞台は法廷に移る。秋元議員は起訴された4度の賄賂受け取りを全て否認しており、繰り返し賄賂を受領したとして悪質性を立証する方針の検察側と全面対決する構図。関係者の供述が鍵を握りそうだ。 東京地検特捜部が起訴した計4度の賄賂のうち、最も額が大きいのは衆院解散当日、2017年9月28日の現金300万円だ。秋元議員は、中国企業「500ドットコム」顧問の紺野昌彦被告(48)らから議員会館の事務所で受け取ったとされる。だが、秋元議員はそもそも授受はなく、面会の記憶もないと反論しているという。 関係者によると、多忙だった秋元議員側のスケジュールには「空白の30分」があったという。特捜部はこの時間帯に授受があったとみている模様だが、当時の政策秘書の豊嶋晃弘被告(41)=収賄罪で在宅起訴=や紺野
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