印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 帳票の電子化にあたっては、現場の激しい抵抗が考えられる。これを緩和する方法を前回紹介した。今回は電子帳票化を果たした先に見える世界を紹介しよう。 帳票を紙から電子ベースに移行すると、思っていた以上に開けてくる世界がある。それはデータ活用だ。入力内容のデジタルデータを生かせば、実にいろいろな場面で“使える”のである。今回はその展開例を見ていこう。 再利用できるデータを徹底活用、入力作業を効率化 まずは入力補助だ。帳票は提出先や自社名、部門名、起票者名、作成日などといった基本データを必ず入れる必要があるが、電子帳票ならシステム化によって自動入力させることができる。理想は、システムが起票者や日付を認識して可能なかぎり入力を代行することだろう。