東京で生まれて育った私にとって、山の緑や海の青というのはなかなかのご馳走なのだ。特に仕事に追われる日々が多ければ多いほど、限られた休日にそちらへ行く回数が増す。 東京都の西端、新宿から電車で2時間ほど行くと、ハイキングや遠足などを楽しめる山が多く存在している。丘陵など低いものも含め、東京には40を超える山がある! そんな東京の山を歩くたび気になっていたのが、山の奥に大量に伐採され放置されている木たちのこと。「あれはいつか誰かが使うために置いてあるの?」それとも「使い道なくただ置かれてるの?」、、、と。 一次産業から遠いイメージの東京なのだが、山を歩くようになって初めて林業のことを考えるきっかけができた。そこから木のことや林業のことを調べて行く中で、今回紹介する合同会社++(たすたす)さんが取り組まれている「SMALL WOOD TOKYO(スモール ウッド トーキョー)」プロジェクトに辿り