中国北西部・青海(Qinghai)省平安(Pingan)県紅崖(Hongai)村(タクツェル村)にあるダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の生家(2013年7月26日撮影)。(c)AFP/NEIL CONNOR 【8月27日 AFP】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が生まれた村がある地域で大規模な再開発事業が進められている。その一環として1959年にインドに亡命したダライ・ラマ14世の生家が先ごろ改修された。 ダライ・ラマ14世の生家は、チベットではタクツェル(Taktser)村と呼ばれる中国西部・青海(Qinghai)省紅崖(Hongai)村のそびえ立つ山の頂にある。中国政府が「暴力的な分離主義者、法衣をまとった狼」と呼ぶダライ・ラマにゆかりのある中国国内で唯一の場所だ。この家は1960~70年代の文化大革命で紅衛兵によって破壊されたが、1980年