築地市場からの移転先として来年11月の開場を目指す豊洲新市場(東京・江東区)に暗雲が垂れ込めている。 市場と同時オープンする予定の商業・観光施設「千客万来」の開発事業者である、すしチェーン「すしざんまい」を展開する喜代村が先月末、撤退を表明した。今年2月には共同事業者だった大和ハウス工業も施設の搬入路を巡って青果市場関係者と折り合いがつかず撤退しており、文字通り計画は「白紙」となった。 喜代村の木村清社長は会見で撤退理由を聞かれると、都への不信感を露わにこう話した。 「移転先に近いお台場の温泉施設『大江戸温泉物語』と東京都の定期借地権契約が事前相談もなく2021年末まで延長されていた。来年3月で契約が切れるというので、豊洲新市場に温泉施設を造ることを決めたのに」 喜代村は都の公募で事業者に選ばれ、場外市場や温泉施設などの建設を計画していたが、温泉施設の競合で採算を見込めなくなったと説明した
日頃より築地場外市場をご愛顧頂き、ありがとうございます。 私たちの街、築地場外市場は、中央卸売市場の機能を補完する形で、主に業務用のお客様の様々なご要望にお答えしながら歴史を刻んで参りました。 現在では、400を超える専門店街に発展し、食料品のみならず包丁、包材、食器類など食に関するあらゆる品を取り揃えており、飲食店も充実した、世界にも類のない食の総合市場となっております。 平成30年10月に中央卸売市場が豊洲へ移転し、市場機能は築地と豊洲に二分されましたが、豊洲市場との配送システムを整備するなど、日々連携しながら注文に応じておりますので、業務筋の皆さんにも引き続きご安心してご利用いただける事と存じます。 また、豊洲で営業する水産、青果の仲卸業者が出店している「築地魚河岸」施設、同施設3階「魚河岸食堂」は、業務筋のお客様はもとより、一般のお客様も利用し易く、旧場内に代わる築地の新しい顔とし
全国のJR・私鉄、空港などが7月21日から、駅などでエスカレーターの安全利用を呼び掛ける「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを一斉に実施する。エスカレーターで片側を空ける習慣は「危険な事故につながる場合もある」として、「エスカレーターでは立ち止まり、手すりにつかまる」ことを呼び掛けていく。 客がエスカレーターでバランスを崩して転倒したり、駆け上がったり駆け下りたりする際にほかの客と衝突し、転倒させるケースが起きているという。 エスカレーターでは急ぐ人のために片側を空ける習慣があるが、「片側を空けて乗ることのできないお客にとっては危険な事故につながる場合もある」として、エスカレーターは立ち止まって手すりにつかって利用するよう、ポスターなどで呼び掛けていく。 キャンペーンに賛同する、昇降機関連企業で構成する日本エレベーター協会はWebサイトで「エスカレーターの安全基準は立ち止まって利用す
■岩手県矢巾町で「いじめゼロ」が続いていた岩手県矢巾町で、中学2年の男子生徒が、いじめをうかがわせる内容をノートに記して自死した。その事案について、矢巾町内のすべての小中学校(小学校4校、中学校2校)で、いじめの件数が昨年度から毎月「ゼロ」であったことが明らかとなった。 現実には、男子生徒は1年生の頃からたびたび、いじめと思われる状況を訴えてきたという。それにもかかわらず、学校から矢巾町に報告されていたのは「ゼロ」件だったのである。 本記事では、この「いじめゼロ」の問題を、もう少し深く掘り下げて考えてみたい。 というのも、「いじめゼロ」というのは、単に現実からかけ離れていたという点で問題であるだけでない。じつは「いじめゼロ」というのは、それがひとたび目標として設定されると、いじめ防止の邪魔をしてしまう。「いじめゼロ」が、いじめを助長してしまうのである。 ■「いじめゼロ」という究極の数値目標
栃木県の南西部に位置する佐野市の中心部から車で30分ほど行ったところに、白い鉄筋コンクリート造りの小学校の校舎がある。山が間近に迫り、田畑が広がるのどかな一帯には、昼間は子供たちの遊ぶ声が響く。児童は一学年10〜15人程度で、全校でも70人ちょっとという小学校だ。 そんな小さな学校を揺るがす“事件”が今年の4月、立て続けに起きた。1週間の間に、在籍する児童の母親2人が相次いで自殺したのだ。発端は4月16日、小4の娘を持つA子さんが亡くなったことだった。 「A子さんが首を吊っているのを見つけたのは娘さんでした。娘さんは特殊学級に通っていて、本当にかわいらしい子。その子が自分で救急車を呼びました。だけど、A子さんの家は山の中腹にあり、道も細く、救急車が道に迷ってしまった。娘さんは泣きじゃくりながら家の下の大きな道路まで下りてきて、救急車を待っていました」(近隣住民) 「お母さんが…お母さ
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