周囲の山々を見渡す露天風呂や大浴場を備える日帰り温泉施設。アルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、冷え性などに効能があると言われています。温泉のほか、地元農産物などの販売コーナーや「トレーニングルーム」、カラオケステージ付きの大広間や休憩室があります。平成5年オープン。
山田錦を親に持ち、心白の大きい「夢ささら」醸造に参加したのは、栃木県酒造組合に加盟している30余りの酒蔵のうち27蔵。各蔵とも足並みをそろえて精米歩合50~55%の純米吟醸酒を醸しました。 全国各地で新しい酒造好適米の開発が盛んに行われていますが、これだけ多くの酒蔵が同じ米で酒を造るというのは、非常に珍しい試み。「夢ささら」にかける栃木県の期待の大きさを物語っています。 「夢ささら」は、酒米の王様である「山田錦」を母に、病気に強い「T酒25」を父に、栃木県農業試験場が2005年から育成を開始した品種です。その後、10年以上かけて改良を重ねて、2018年2月に正式に品種登録されました。 開発中の名称は「栃木酒27号」でしたが、品種登録のタイミングで「夢ささら」と正式に命名。名前の由来は、酒造りに使う桶や樽を洗う時に昔使われた「ささら」という道具です。 「夢ささら」の特性は、強風でも倒れにくく
(指定名称)日本書紀巻第十残巻 紙背 性霊集 1巻 紙本墨書 巻子 墨界 縦28.0 長493.1 平安時代・9世紀 奈良国立博物館 1190(書93) 養老4年(720)に完成した『日本書紀』30巻は、わが国最古の勅撰(ちょくせん)の歴史書で、神代(じんだい)(神々の時代)から持統天皇11年(697)8月までの出来事を、漢文の編年体で記している。 『日本書紀』は宮廷で繰り返し講義されるなど重要視されたため、現存する古写本は数十種にのぼる。それらは卜部家(うらべけ)に伝来した写本およびその系統の諸本と、卜部家本の系統に属さない諸本に大別できる。前者には、(1)京都国立博物館所蔵本(兼方本(かねかたぼん)/弘安9年〈1286〉書写/神代紀/国宝)、(2)天理大学附属天理図書館所蔵本(兼夏本(かねなつぼん)/乾元2年〈1303〉書写/神代紀/国宝)など、後者には、(1)奈良国立博物館所蔵本(田
日本書紀の写本一覧と複製出版・Web公開をまとめてみた■現存しない「原本」 日本の古代を知るためにもっとも重要な史料の一つが、『日本書紀』です。奈良時代の720年に成立した、いわゆる六国史(りっこくし)の第一にあたる歴史書で、本文全30巻と系図1巻とがあったとされます。本文、系図ともに奈良時代の原本は現存していませんが、本文の全30巻については後世の人々により書き写された本が残っており、原本を知るよすがとなっています。 『日本書紀』は教科書にも取り上げられるほど有名な史料で、文庫本などでも読むことができます。ともするとこうした歴史書が現代でも読めることは「当たり前」のように感じますが、必ずしもそうではありません。 たとえば六国史の3番目にあたる『日本後紀』(840年成立)は、全40巻のうち10巻しか残っておらず、残りの30巻は書写されたものの、戦災などで消失してしまい、(他の史料に引用され
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く