2023年12月1日のブックマーク (5件)

  • 創世記(51)—ユダの物語— 創世記38章:1〜30 | メッセージステーション

    創世記51 創世記38章1節~30節 「ユダの物語」 イントロ: 1.創世記37章~50章は第11番目のトルドット(歴史、経緯)である。 (1)38章はユダの物語 (2)ヨセフの物語が始まった直後にこれが入る。著者モーセの意図を考える。 2.文脈を確認する。 (1)ヨセフ物語は、「ヤコブ一家」から「イスラエル民族」へのリンクとなる。 (2)創38章の主要な目的は2つある。 ①なぜヤコブの一家がエジプトに下らねばならないのか。 ②メシアの家系はどのように発展していくのか。 (3)この章は、20年以上の期間を扱っている。 3.メッセージのアウトライン (1)ユダの堕落の始まり(38:1~11) (2)ユダの堕落の極み(38:12~26) (3)ユダの堕落の結果(38:27~30) 4.きょうのメッセージは、私たちに何を教えているか。 (1)ヤコブの一家がエジプトに下らねばならなかった理由を考え

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  • 『闇の左手』などが連なる《ハイニッシュ・ユニバース》物にして、奴隷制度・ジェンダーを真正面から扱ったル・グインのSF短篇集──『赦しへの四つの道』 - 基本読書

    赦しへの四つの道 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:アーシュラ K ル グィン早川書房Amazonこの『赦しへの四つの道』は、の『闇の左手』などの傑作群が連なる《ハイニッシュ・ユニバース》と呼ばれる世界を舞台にした、ル・グィンによる連作短篇集だ。 原書は1995年の刊行なので待望の邦訳となる。ル・グインの新しい作品を久しぶりに読んだが、政治・宗教・社会と「異星の文化を立体的に立ち上げていく」マクロ的な手腕と、ほんのわずかな動作から人間の差別感情を浮かび上がらせるミクロ的な演出が、やはり異次元レベルにうまい。今回はテーマが奴隷制や女性の権利獲得の物語ということで展開や文体は重苦しいが、SF☓奴隷制テーマではトップクラスのおもしろさを誇るオクテイヴィア・E・バトラーの『キンドレッド』に比肩しうる作品である。 キンドレッド (河出文庫) 作者:オクテイヴィア・E・バトラー河出書房新社Ama

    『闇の左手』などが連なる《ハイニッシュ・ユニバース》物にして、奴隷制度・ジェンダーを真正面から扱ったル・グインのSF短篇集──『赦しへの四つの道』 - 基本読書
  • 「熊楠と幽霊」書評 人は夢の中ですべての存在を見る|好書好日

    熊楠と幽霊 (インターナショナル新書) 著者:志村真幸 出版社:集英社インターナショナル ジャンル:新書・選書・ブックレット 熊楠と幽霊 [著]志村真幸 博物学、民俗学の知の巨人が心霊現象体験者だったと聞いても別に驚きはしない。夢で幽霊の父親に会ったり、様々な神秘体験をしたからとて疑う余地などない。人間はもともと肉体的、精神的存在であると同時に霊的存在なので、その一部が露出しただけのことで、驚く方が近代主義に毒されている。 さらに熊楠が幽体離脱したからといって騒ぐこともない。彼の魂と身体が細い紐(ひも)のようなものでつながっているということを、水木しげるはろくろ首で表現するが、意識の遊離を視覚的に描いたらこうなる。 このような体験によって死後生存を予感していたために、熊楠が大乗仏教の深層心理である唯識論の阿頼耶識(あらやしき)に興味を持って、無意識に輪廻(りんね)を断ち切った不退転者を希求

    「熊楠と幽霊」書評 人は夢の中ですべての存在を見る|好書好日
  • 妖怪業界に冷遇されている…「あ、わたしもそうだ!」荒俣宏が著者に聞きたい、南方熊楠についての“重大疑問”とは | 文春オンライン

    『未完の天才 南方熊楠』(志村真幸 著)講談社現代新書 こんどの熊楠のは新書判だ。重力があって、しかも中心がない人物を、軽気球に乗せて体重を量るかのような、とんでもなく勇敢な挑戦だと思った。著者が『熊楠と幽霊』を書いた人なので、もしかすると、もしかするかもしれない発見が期待される。 読み終わって感じた第一印象は、こうだ――むずかしくて長大な基調講演のあと、すっかり気楽になって自由に質疑応答をぶつけ合った二次会の感じ? 格的なむずかしい基調講演については、書はたくみに体をかわしている。まあ、聞いても聞かなくても問題はないからだ。その代わり、談論風発の質問大会で盛り上がる。ときどき出る鋭い突っ込みが刺激的だった。 つまり、「熊楠は何をなしとげたのか?」という大疑問は、この場合の基調講演に相当する。まともに論じると、普通の読者には眠くなる。しかし、席を替えて大喜利のような「にぎやかな知識」

    妖怪業界に冷遇されている…「あ、わたしもそうだ!」荒俣宏が著者に聞きたい、南方熊楠についての“重大疑問”とは | 文春オンライン
  • 神秘の島バヌアツに伝わる謎の信仰「カーゴ・カルト」。人か精霊か、預言者の真実を追って | AERA dot. (アエラドット)

    「カーゴ・カルト」とは南太平洋のバヌアツに伝わる不思議な伝承。星条旗を掲げる奇祭「ジョン・フラム・フェスティバル」で知られている/(c) KENJI SATO この記事の写真をすべて見る 写真集『奇界遺産』『世界』やTV番組「クレイジージャーニー」で知られる写真家・佐藤健寿さん。これまで世界120カ国以上をめぐり、「人間の<余計なもの>を作り出す想像力や好奇心が生み出したもの」をはじめ、さまざまな奇妙な光景や文化を撮影してきました。最新作『CARGO CULT(カーゴ・カルト)』は、南洋に伝わる不思議な信仰に迫った希有な写真集。刊行を控えた写真家・佐藤健寿さんに話を聞きました。 【写真】バヌアツには古来変わらぬ伝統生活が今も残る *  *  * 人類学の世界で知られる謎に満ちた信仰の真相とは 約80年余り、島の人々はジョン・フラムの預言を信じ、アメリカの星条旗をかかげ、米軍を模した行進を行

    神秘の島バヌアツに伝わる謎の信仰「カーゴ・カルト」。人か精霊か、預言者の真実を追って | AERA dot. (アエラドット)