ブックマーク / blog.t-kougei.ac.jp (1)

  • 2013年度リレー連載 第10回:「美学」入門―カントの『判断力批判』を読んでみよう― | 芸術学部 基礎教育

    *この記事は、平山敬二 基礎教育教授が執筆しました。 美というものは、来「感じとられるもの」であり、学問的に把握できるようなものではないということも、たしかに一面の真理を捉えているということができます。しかし、われわれによって「感じとられる」美とは、そもそも何なのか、ということを問うことは可能であり、また人間にとって必然的なことでもあるとも言えるのではないでしょうか。 「美学」は、もともと哲学の一分科として成立した学問で、「美とは何か」「芸術とは何か」という問いを、哲学的な立場で引き受けるものと一応言うことができると思います。(もっとも今日ではこのような定義には収まりきれないさまざまな意味での「美学」の捉え方について語られることも多くなっているのですが)。それでは「哲学」とは何かと言えば、そもそもその問い自体が哲学の根的な問いでもあるわけで、これもまた一筋縄ではいかない問題ではあります

  • 1