「レンチン」と言うけど「チン」と鳴るのはもはや過去? 電子レンジ音の変遷理由を“生みの親”シャープに聞いた レンジは温めの終了を音で知らせてくれるが、この音に変化を感じたことはないだろうか。 以前は「チン」という甲高い音が印象的だったが、最近の製品は「ピーピー」といった、電子音で知らせるものが主流となったイメージを受ける。昔から食べ物をレンジで温めることを「レンチン」というが、今は「レンピー」ではないかと思うほどだ。 このチンという音は、早川電機工業(現:シャープ)が採用したのが始まりという。チンと鳴るレンジはなぜ誕生し、現在の製品でも採用されているのか。 チンの音は“あの乗り物”から生まれた シャープの担当者に、レンジとチンの音にまつわる歴史を伺った。 ――最近のレンジは「チン」と鳴るものが少ないように感じるが、実際はどう? 弊社では「ウォーターオーブン ヘルシオ」AX-XA20(202