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2009年10月1日のブックマーク (3件)

  • Part1 プログラムの実態は命令の集まり

    Part1では、CPUが行っている仕事の概要を見るとともに、CPUがメモリーから読み込む「命令」とは何かや、各CPUが持っている命令の仕様である「命令セット」について解説していこう。 パソコンにおけるほとんどの処理は、CPUによって行われる。まずはCPUとメモリー、それ以外の周辺装置がどのような関係にあるかを見ていこう。マウス、キーボード、LANインタフェース、CPU、メモリー、ハードディスク、グラフィックスチップ、CD-ROMドライブ――ざっと挙げただけでもパソコンにはこれだけの部品や周辺装置が内蔵されている。これを簡単に図式化したのが図1だ。CPU、メモリー、グラフィックスはチップセット(ノースブリッジ/MCH)を介して、そのほかはもう一つのチップセット(サウスブリッジ/ICH)を経由してつながっている。図1を極めて単純化したのが、図2だ。CPUは「メモリー空間」だけを読み書きでき、C

    Part1 プログラムの実態は命令の集まり
  • マルチタスクで人間の知力が低下する?--情報化時代のアイロニー

    これは情報化時代における最大の皮肉といえるかもしれない。 電子メールやインスタントメッセージ、携帯電話、ボイスメール、BlackBerryなど、さまざまな通信手段を通じて押し寄せてくるあらゆる情報が、実は人間に悪影響を及ぼしている可能性がある。 Dr. Edward Hallowellは、過去10年以上にわたって注意力欠如障害(Attention Deficit Disorder:ADD)の研究を続けてきた精神科医だ。同氏はADDに関連して発見した別の問題--注意力欠如特質(Attention Deficit Trait:ADT)と同氏は呼ぶ--が今、企業社会のなかで大流行しつつあるという。ADDと違い、ADTは先天的なものではない。これは現代の職場環境の産物だと同氏は主張する。コンピュータや電話、そして他のさまざまなハイテク機器から、絶え間なくしかも容赦なく情報が流れ込んでくるために、人

    マルチタスクで人間の知力が低下する?--情報化時代のアイロニー
  • 「組み込み」ならではの基礎知識 ――スタートアップ・ルーチンからハードウェアまで

    ●配列とポインタの使い分け 配列の実体はポインタであると言いました.したがって,プログラムを書く際に,配列を使ってもポインタを使っても原理的には同じです.現実にはプログラムの読みやすさや拡張性,あるいは効率面から両者を使い分けます.例えば,Cコンパイラに依存しますが,配列を使うかポインタを使うかによってCコンパイラが生成するコードに効率面の違いが出る場合があります.つまり, int array[10], n; for(n=0; n<10; ++n) { array[n] = 0; } と int array[10], n, *p; for(n=0, p=array; n<10; ++n) { *p++ = 0; } とで性能が異なる場合があります.興味のある方は,Cコンパイラにアセンブリ・ソースを出力するオプションを付けて,比較してみるとおもしろいですよ. ●格言:配列のインデックスには悪