ブックマーク / rollingstonejapan.com (5)

  • ジンジャー・ルートの人生秘話 日本のカルチャーに救われ、「偽物」ではない自分の音楽を手にするまで | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2023年1月、ある冬の日の昼下がり、ジンジャー・ルート(Ginger Root)ことキャメロン・ルーは中央線に乗って高円寺駅へと向かっていた。子どものはしゃぐ声と車内アナウンスの他には何も聞こえない静かな車内には、清冽な日差しが差し込んでいる。彼はiPhoneを取り出し、敬愛してやまない日音楽を聴き始めた。電車が駅に止まる。忙しなく乗降する乗客たち。座席に一人座ったままのジンジャー・ルートの頬には透明な涙が伝っていた——。 アメリカ・カリフォルニア州出身のアーティスト、ジンジャー・ルート。中華アメリカ人の3世である彼は、コロナ禍中に山下達郎、細野晴臣、大貫妙子、竹内まりやを始めとした日音楽やアニメ、映画などのポップカルチャーに出会い、心酔。この3年間で日語も勉強し、今では取材を受けられるまでの流暢さになった。テレビや雑誌などで「昭和レトロを現代に甦らせる外国人」というような切

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    mori17 2024/09/14
  • アメリカのジャズ激動期に日本人女性として奮闘、秋吉敏子はなぜいま再評価されるのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    人でただ一人、ジャズ界最高の栄誉とされる「ジャズマスター賞」を受賞した世界的ジャズピアニスト/作編曲家/ビッグバンドリーダー、秋吉敏子のアルバム12作品の配信が先日スタート。彼女が海外で大きく再評価されている理由とは? ジャズ評論家・柳樂光隆に解説してもらった。 近年、福井良や稲垣次郎、鈴木弘、森山威男などが海外でもその名を知られるようになった。レコードマニアが再発見したり、ストリーミングで発掘されたりしたことで、過去の日のジャズがちょっとしたブームになっている。日のフュージョンも人気で、高中正義や菊地ひみこなどが、これまでとは異なる文脈で聴かれているという話をたびたび見かける。シティポップやニューエイジと同様、日のジャズはレコード市場でずっと人気を集め続けている。 とはいえ、再評価の文脈はレコード経由だけではない。現行世代のアーティストや歴史研究家などからじわじわ再評価されてい

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    mori17 2024/07/05
  • ルイス・コール×長谷川白紙 フジロックで実現した夢のブレインフィーダー対談 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    フジロック開催直前の7月25日、長谷川白紙とブレインフィーダー(Brainfeeder:フライング・ロータス率いる、現代ポピュラー音楽を代表する先鋭的レーベル)の契約が発表された。そこで公開された新曲「口の花火」は各方面に衝撃を与え、フジロック2日目(7月29日)深夜のパフォーマンスも、初見の観客まで巻き込んで圧倒的な盛り上がりをみせた。ルイス・コール(Louis Cole)はその直前にWHITE STAGEのトリとして出演。こちらもビッグバンド編成による素晴らしいステージを披露した。 レーベルメイトとなった2人による今回の対談は、同日の夕方、フジロック現地にて行われたもの。お互いの音楽についての印象、「口の花火」にベーシストとして参加したサム・ウィルクス、ジェームス・ブラウンをはじめとした共通の影響源、タイムレスな音楽を作るために必要なことなど、非常に興味深い話を聞くことができた。5月末

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    mori17 2023/08/05
  • 吉田豪が選ぶ2022年の年間ベストソング | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    Rolling Stone Japanでは昨年と一昨年と3年前と4年前に引き続き、プロインタビュアー・吉田豪氏に2022年のベストソングを挙げてもらった。 半年遅れの2022年ベスト紹介です! 毎年正月ぐらいにアップしていたんですが、今回は単行の作業とかいろんなものが重なった結果、気がついたらもう7月! なので、もともと年間ベストソング10曲を選ぶ企画だったのを前回から勝手にベスト20へと変更したわけなんですが、今年はせっかくだからベスト25まで掲載! 原稿料は据え置きのまま大増量でお届けします! 【プレイリストを聞く】吉田豪が選ぶ2022年の年間ベストソング 1. 尾藤イサオ「あしたのジョーRAP」 これ、正確には2021年11月22日リリースで22年の作品じゃないからギリギリ対象外なんですが、ボクが今年1月末にJ-WAVEの番組でオンエアするまでほとんど誰も存在に気付いてなかった(も

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    mori17 2023/07/07
  • ディープな黒人音楽ファンのつもりが、ただのサブカルくそ野郎とバレてしまった夜 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    NYCでもLAでも、毎晩どこかしらでオープンマイクが開かれてるくらいポピュラーなイベント。ラップオンリーからハードロック系やフォーク系までハコごとに傾向があるので、下調べが結構重要。(Photo by Gen Karaki) 音大は出たものの、あてどないドサ回りに明け暮れる元編集者の中年ミュージシャン。そんな彼がアメリカまで来て直面したのは、現地感覚とはかけ離れた自分の音楽遍歴で……。 ※この記事は昨年9月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.04』内、「フロム・ジェントラル・パーク」に掲載されたものです。 なんだかダメっぷりを晒してばかりのこの連載、今回も明確なしくじり話でして、そこそこ時間が経って傷が癒えてきたので書きますけど、仕事クビになりましてね。正確にはクビ以前っていうか、試用段階でサヨナラって話なんですけど。 どんな仕事かというと、オープンマイクのハウス

    ディープな黒人音楽ファンのつもりが、ただのサブカルくそ野郎とバレてしまった夜 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    mori17
    mori17 2019/02/19
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