独北部オルデンブルク近郊で、ウクライナ兵を対象とした自走式対空砲「ゲパルト」の使用法の訓練を視察するオラフ・ショルツ首相(2022年8月25日撮影)。(c)Axel Heimken / POOL / AFP 【11月4日 AFP】永世中立国のスイスは3日、同国製弾薬をウクライナに提供する許可を求めていたドイツの要請を拒否した。 ドイツはウクライナの要求に応じ、ロシア軍の巡航ミサイルやドローン(無人機)の撃墜が可能なドイツ製自走式対空砲「ゲパルト(Gepard)」を提供する意向。合わせて、ゲパルト用のスイス製弾薬1万2400発の供与も希望している。 だがスイスのギー・パルムラン(Guy Parmelin)経済相はクリスティーネ・ランブレヒト(Christine Lambrecht)独国防相に宛てた書簡で、自国の中立の原則に基づく方針として、ウクライナが武力紛争の当事者である限り、スイス製軍需