印刷 関連トピックス事業仕分け 蓮舫行政刷新相は9日の閣議後会見で、行政刷新会議が先月下旬に実施した「提言型政策仕分け」の仕分け人に対し、政策の論点や当日の議論の流れを整理した資料を「アンチョコ案」と名付けて事前に配っていたことを明らかにした。 一部報道で「事前配布の資料で議論を誘導している」などと報じられたことについて、蓮舫氏は「アンチョコという表現は反省しないといけない」としながらも「政策の方向性を複数示した。使うも使わないも評価者の自由だ」とし、問題ないとの認識を示した。 資料は行政刷新会議の事務局がまとめ、仕分け対象となる省庁や財務省の主張などを掲載。事前に仕分け人らで勉強会を開いたうえで、考えられる政策の方向性を資料に付け足すなどして本番に臨んだという。蓮舫氏は「事前の勉強会の論点をまとめた。今までの仕分けでもこうしており、柔軟な見方をして欲しい」と理解を求めた。 関連記事