中国語を学ぶとき「你好」は「こんにちは」という基本のあいさつとして学びます。ところが、実際に中国に行くと現地の人が「ニーハオ」というシーンって、あまり見かけないんですよね。 日本人が街で「こんにちは」という頻度と、中国人が中国で「ニーハオ」という頻度を比べると、中国語のニーハオの方がはるかに頻度が少ないです。これって、どういうことなのでしょうか? 中国人はあまり挨拶をしないということなのでしょうか? いえ、実は、「こんにちは」に相当する中国語は、「ニーハオ(你好)」の他に一般的な言い方があるのです。 こんにちは=你好(ニーハオ)は、中国語をきちんと学んだことがない人でも、唯一知っている中国語かもしれません。これは、北京語でも広東語でも同じ表記をして使われます。ただし読み方は異なり、北京語では「ニーハオ」、広東語では「ネイホウ」と発音されます。 でも、これを覚えて中国に行っても、まわりの中国