この本、タイトルがズバリそのまま「自殺」です。 本屋で平積みで売られているのを見かけたときに、そのタイトルと表紙のムンクの「叫び」にこれはきっとふざけたトンデモ本に違いないと思いました。 スポンサーリンク でも手に取ってみてパラパラと流し読みしてみたらこれが思っていたのと全然違うんですね。すぐに本を持ってレジに並んでしまいました。 だって落ち着いて続きが読みたくなったから。 著者自身は自殺しようと思ったことは一度も無いと本書の中で書いているんですが、逆になんでこれだけの体験をしてきて一度も自殺しようと思ったことがないの?って不思議に思えるほど書かれていることは凄まじいです。 それは、著者が小学校に上がったばかりのころに隣の家の年下の青年とダイナマイト心中をした母親の話から始まり、先物取引や不動産購入で億単位の借金地獄になったり、うつになったり、大腸がんになったり、不倫を繰り返したり、その挙