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ブックマーク / number.bunshun.jp (2)

  • 球界の盟主の座をかけた、男たちの戦いの記録。~西武と巨人のドラフト10年戦争~(春日太一)

    常勝西武ライオンズ。1980年代にプロ野球を観戦していた人間ならどのチームのファンであれ、西武ライオンズの圧倒的な強さを思い知らされたことだろう。当時は小学生で、横浜大洋ホエールズのファンだった私も西武の綺羅星の如き選手たちの織りなす盤石の試合運びには、憧れていた。 だが、'70年代のライオンズは西鉄、太平洋クラブ、クラウンライターと親会社がコロコロと変わる、チームの存続すら危うい状況にあった。それが、西武が買収してわずかの間に「球界の盟主」を称する読売ジャイアンツと並び立つ強豪へとのし上がっていく。 著は西武躍進の内幕を、当時の球団代表・坂井保之氏とベテランのスポーツライター・永谷脩氏がそれぞれの視点から交互に振り返った一冊だ。話の焦点はタイトルの通り、読売との選手獲得をめぐる虚々実々の駆け引きを中心に絞られている。そのため、美談めいた浮ついた成功譚は一切ない。どのエピソードにも生々し

    球界の盟主の座をかけた、男たちの戦いの記録。~西武と巨人のドラフト10年戦争~(春日太一)
  • <ラグビー日本代表、成長の理由> エディ・ジョーンズ 「ジャパンはさらに進化する」(大友信彦)

    ウェールズ戦の歴史的勝利に始まり、難敵のカナダとアメリカも撃破。 的確かつ妥協なきアプローチで、ジャパンを未踏のステージへと導いた。 指揮官が春シーズンを総括し、来たる“大一番”への展望を明かした。 ひとつの勝利が歴史を変える。チームという生きものを変える。周りからの視線も、当事者たちの意識さえ劇的に変えてしまう。 2013年6月は、ラグビー日本代表にとって特別な意味を持つ時間だった。 6月15日、秩父宮ラグビー場を埋めた2万人超の大観衆の見つめる中、IRB世界ランク5位の欧州王者にして世界ラグビー最強国の一角、ウェールズから23対8で歴史的な勝利を奪った。そこから中3日、強行軍で臨んだパシフィックネーションズ杯(PNC)のカナダ戦は16対13。激しい雨が叩き付ける中でアグレッシブにボールを動かし続け、消耗戦に持ち込み、以前なら力尽きていたラスト10分に逆に突き放して接戦を制した。 さらに

    <ラグビー日本代表、成長の理由> エディ・ジョーンズ 「ジャパンはさらに進化する」(大友信彦)
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