2016年1月21日のブックマーク (2件)

  • 哲学のホラー――思弁的実在論とその周辺 - sensualempire's diary

    近年、スラヴォイ・ジジェクやアラン・バディウ、カトリーヌ・マラブーらの影響下で、英語圏において生じた大陸哲学への新しい関心は、何人かの哲学者や思想家を巻き込む形で思弁的実在論(speculative realism: SR)と称されるある哲学的立場、ないしフッサールが自身の創した現象学をそのように呼ぶことを推奨したやり方に従うならば、哲学的「運動」を生み出した。2007年にイギリスのロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ*1で開催された、クァンタン・メイヤスー、グレアム・ハーマン、レイ・ブラシエ(Ray Brassier)、イアン・ハミルトン・グラント(Iain Hamilton Grant)の四人をメンバーとする同名のシンポジウム*2が、一般的にはこの運動の直接的起源とみなされている。そこに読み取られるこの運動の基的方向性は、カント主義(Kantianism)の乗り越え、相関主義(cor

    哲学のホラー――思弁的実在論とその周辺 - sensualempire's diary
    morita11
    morita11 2016/01/21
  • ガラスの花の見立て方 〜『ガラスの花と壊す世界』感想〜 - うらがみらいぶらり

    『ガラスの花と壊す世界』を見てきた。というのもインターネッツの知り合いから口々に「お前は見に行け」と突かれていたからである。 彼ら曰く、「見どころは皆無」「カントク絵が最低限のシナリオで動くくらいの価値」「SF版ごちうさ」などなど。「そびえ立つクソを佐倉綾音の演技で支えている」というのもあった。なにそれ大火事かよ……みたいな野次馬根性が働いた。というわけで、「カントク絵が動くきれいなごちうさが見れればいいか」というバイアスをかけて鑑賞した。 そして抱いた感想は概ね下馬評通りではあったが、「いける」というサムズアップ感があった。というか、いい具合のウェルメイドで潤った脊髄と、「あれはなんだったのだ?」という脳機能のフル回転ぶりは、かの『結城友奈は勇者である』を見た時の心地に近いところまできていた。 つまり、『ガラスの花と壊す世界』けっこうよかったです。 ではなぜそう思えたのか。鑑賞後に買った

    ガラスの花の見立て方 〜『ガラスの花と壊す世界』感想〜 - うらがみらいぶらり
    morita11
    morita11 2016/01/21