あの子が死んで二年目の春を迎える。 花粉が飛散していたある日、 「結婚して」と言われてしまった。 (中略) 昨年夏から落ち着いたと思ったけど、 二度目の春がまたやってきた。 僕はもう一度、桜を見上げることが出来るのだろうか。 彼女が死んで二年が経つ。 ↑これを書いた後も、なんどか増田に書き込ました。 意外にブクマやコメをいただき、ありがとうございます。 これまでの経緯はウダウダと長いのですが、 二年前、Aさん(非モテ・鬱ボーダー)が僕(非モテ・ロリオタ)に「結婚して」と発言。人生を生きる目標を失って絶望。プロポーズの言葉は「小学生好きなんでしょう。私はAカップ」。小学六年生並みの体を提供してあげる。だから結婚して当然……とのこと。依存された僕はもちろん当惑するいろいろ話を聞いて生き残る可能性を考えてみたのだけど、桜の咲いた春のある日。Aさんは自死。葬式で取り乱した僕を抱きしめてくれたのが共
http://anond.hatelabo.jp/20080302145323 こんな増田の独り言に関心ある人がいるんだ…… 今週は仕事でドタバタしていて続きが書けないのだけど。 「他人に受け入れられる」ためには「他者とあわせる」ためには 「他の人の気持ちも考えなくちゃ」いけないってことだと思う。 とはいえ、語弊承知で書き表せば 前者はご機嫌取り、後者は思いやり。 自分主体と他人主体。 Aさんは、常日頃、 「なんで自分を分かってくれないの」と嘆いていた。 「私はあんなに他人のことを気配りしているのに」「どうして周囲はそんな私の言うことを聞いてくれないの」「それは私が嫌われているからだ」「相手の●▲という性格が悪いからだ」というループな話ばかりを繰り返していた。 彼女は、 自分が相手にどう見られているかという箇所にこだわりすぎていた。 相手がどのような考えで、どのような過程でそのように発言し
http://anond.hatelabo.jp/20080226210253 Bさんと久しぶりに2人で出かけることにした。 1度目は学生時代、2度目はお葬式、3度目はある町の寺社仏閣めぐり、 今回はお墓参りである。 集合場所である駅から電車に乗った。 各停しか停まらない小さな駅から歩いて15分ほどの所にお寺がある。 いつも饒舌に喋っている僕はほとんど喋れない。 ときどきBさんが話を振ってくれるのだが、まともな会話が続かない。 自分でも緊張しているのが分かる。 入って左手に20基ほどの墓標が並ぶところにAさんのお墓がある。 彼女が死ぬまで嫌っていた父親の家の墓だ。 春になるとここは桜で埋め尽くされる。 ただ、お彼岸から2週間ほど。 周りの墓には陽気でやや疲れ気味のお花が飾られていたが、 彼女の眠る場所には何もなかった。あの家族。ここに来ていないのか。 「バケツをとってくる」とBさんが離れた
あの子が死んで二年目の春を迎える。 花粉が飛散していたある日、 「結婚して」と言われてしまった。 もう人生を前に進むためのカードを 使い果たしてしまった。 オレん家で主婦として働くことしかできないという。 ちなみに、プロポーズの言葉は 「小学生好きなんでしょう。私はAカップ」。 今までロリ好きと公言・ネタにしてきたことを 非常に後悔した。 その発言が意味することの全てが分かって、 とにかくクールに対応しようと務め、相談相手になって、 なにか可能性を一緒に見つけようとして、 しかし、「結婚」という言葉はゴマカシ続けた。 でも、オレが所用で町を離れていた日、 自らを消滅させる手段を選んでしまった。 最後に携帯で話したのは「桜が見たい」だった。 その会話をしたとき、 僕は別な町の公園で満開の桜の下にいた。 それから1年、血反吐を吐くような思いをして過ごした。 飲めない酒を飲んだ。睡眠薬もがぶ飲み
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