Photoshop CS4では異なるピント面の複数の写真を合成して被写界深度の深い写真を作ることができる。また、レイヤーの自動整列を使用し、手持ち撮影した写真を重ねる応用編も紹介しよう。 Photoshop CS4では異なるピント面の複数の写真を合成して被写界深度の深い写真を作ることができる。従来の4×5での物撮りならばアオリを使ったピント送りとf64まで絞り込んだ被写界深度の深さで、ほとんどのものに対応できたものだった。 しかしデジタル一眼レフが主流になってからは35mm用のレンズを使うためマクロレンズでもf32、一般のレンズならf22までが精々で、パンフォーカスの写真を得るのは難しかった。幸い時代的な流行としてはパンフォーカスよりもピントの浅い写真が好まれる傾向にあるので、その意味では(パンフォーカス写真を要求される機会が少なく)助かっていたという側面はある。 それでも、商品にだけは全