この数カ月の間、グリーやDeNAなどが提供するソーシャル・ゲームへの批判をよく聞いた。「無料とうたいながらアイテム課金で稼ぐのはおかしい」、「未成年に膨大な金額を使わせるのは問題」など、それはそれで大事な指摘ではあるが、そうした批判ばかりがメディア上で踊ることに違和感を感じる。ソーシャル・ゲームの日本にとっての重要性も忘れてはいけないのではないだろうか。 米国の新聞記事によると… 先月、ある米国の主要紙に面白い記事があった。そこでは以下のように書かれている。 ・ノースカロライナのある夫婦が去年8月に99セントのiPhone用ゲームを発表したところ、最初はある程度売れたが、すぐに売れ行きが落ちていった。 ・9月からは同じゲームを無料にして、「Free App a Day」などのサイトでプロモーションしたところ、一気に有名になり、4000万ダウンロードを記録し、1300万人が1日に1度はゲーム
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