東京都の舛添知事は、政治資金などを巡る一連の問題を受けてみずからの給与を減額することについて、「身を切るような対応をしてほしいと都議会から厳しく問われたので、一つのけじめの付け方としてお応えしたい」と述べ、減額の幅について検討を急ぐ考えを示しました。 これについて、舛添知事は9日午後、都庁で報道各社の取材に対し、「昨晩、一般質問のあとに議会側に給与を返納したいと申し出た。身を切るようなしっかりとした対応をしてほしいと都議会の皆さんに厳しく問われたので、私の一つのけじめの付け方としてお応えしたい」と述べました。そのうえで、減額の幅については、「これから具体的なことを提案申し上げたい」と述べて、検討を急ぐ考えを示しました。 知事の給与は月額145万円で、舛添知事は大幅な減額を検討していますが、都民の理解が得られるかどうかが一つの焦点となります。 一方、舛添知事は、都議会の各会派が総務委員会で一
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