米カリフォルニア州サンフランシスコで長年愛されてきたハンバーガーショップが廃業を余儀なくされた。Daily Mailなどが報じている。 ジョージ・コリアヴァスさんとヘレンさん夫妻が営む「Great American Hamburger & Pie Co.」は今年1月、車いすユーザーの男性から訴えられた。訴状によると、男性は2023年10月に店を訪れた際、入り口の段差が高すぎるために店に入れなかったという。その2カ月後も同じように入店できなかったため、アクセシビリティの専門家に店の調査を依頼した。 その結果、入り口にはスロープが備わっておらず、店内の通路も車いすが通るには狭すぎたため、男性は「障害を持つアメリカ人法(ADA)」を遵守することを求めて店と大家に対し訴訟を起こした。 大家はバリアフリー化を検討したが、コストがかかりすぎるため断念。コリアヴァスさん夫妻は新型コロナウイルスのパンデミ