6月26日が「世界格闘技の日」となり、得意のポーズをとるアントニオ猪木さん=東京都内で2016年5月16日、小座野容斉撮影 「世紀の一戦」が記念日に−−。 プロレスラーのアントニオ猪木さん(73)と、プロボクシング世界ヘビー級王者のモハメド・アリさん(74)による「格闘技世界一決定戦」が行われた1976年6月26日から40年の今年、日本記念日協会が「世界格闘技の日」と認定した。東京都内で16日に記者会見した猪木さんは「たいへんありがたい。私にとってアリ戦はどこに行ってもついて回る。この記念日をきっかけに格闘技ブーム、プロレスブームがもう一度起こればいい」と語った。 試合は土曜日の昼間に行われ、米国へも衛星生中継された。日本ではその日の夜にも再放送され、昼夜合わせて視聴率は50%以上を記録した。試合はNHKでも速報され、毎日新聞も26日夕刊で「猪木・アリ“真昼の決闘”寝たきり猪木にアリ舞えず