社会学は自分の中の『気持ち悪い』という感情を分析して俯瞰する学問だったはずなんだけど、北田先生たちの社会運動の完全な失敗によって『気持ち悪いと感じる私の感情は社会を変革する正義の力』みたいなモンスターイデオロギーがネットで育ってし… https://t.co/QRUx4K4XSE
社会学は自分の中の『気持ち悪い』という感情を分析して俯瞰する学問だったはずなんだけど、北田先生たちの社会運動の完全な失敗によって『気持ち悪いと感じる私の感情は社会を変革する正義の力』みたいなモンスターイデオロギーがネットで育ってし… https://t.co/QRUx4K4XSE
twitterでは社会学批判が喧しいが、当然ながら社会学内部からも同様の批判はある。それをメモ代わりにまとめておく。 太郎丸博:査読文化の欠如 「社会学者からの社会学批判」として昨今のインターネットSNSで最も引用されているのは、2009年の太郎丸博氏のブログ記事「阪大を去るにあたって: 社会学の危機と希望」であろう。彼の主張を端的に表す部分を抜き書きすると下のあたりだろう。 「最後に日本の社会学に対する危惧を一つ述べておきます。日本の社会学の特徴は、アカデミズムの軽視だと思います。すなわち、学会報告や学会誌を軽視しているということです。学会発表もせず、学会誌に論文を投稿もせず、それでも社会学者づらして本を出版したり、さまざまなメディアで発言することができるのが、日本社会学の実情です。」 「アカデミズムを軽視し、本に好き勝手なことを書くことを理想とするようになります。研究そのものから降りて
KATO kosei 加藤晃生 @sd_tricks_kato 商品/サービス開発・ブランディング・人材育成などなんでも屋的なコンサルタント/小説家(フリントロックファンタジーとSFプロトタイピング/編集者(NovelJam2019グランプリ受賞)/社会学者/博士(比較文明学・立教大学)/元教員/専門領域は社会学のうち芸術・地域社会・マイノリティ。お仕事のご相談はお気軽にDMで linkedin.com/in/kosei-kato-… KATO kosei 加藤晃生 @sd_tricks_kato 研究者というのは本質的に個人商店で、名門大学というのは例えて言えば有名ショッピングモールのようなものです。東大社会学部の先生なら伊勢丹新宿本店に出店している会社のオーナー社長みたいなものですね。無名の零細アパレル会社が超有名ブランドの社長に何か言って相手にされるか、という話です。 2021-02
身もふたもないことを言うと、社会学者の側も、そうでない側も「社会学」という命題の大きさを持て余しているのではないかと昨今の争いを見て思う次第です。 社会学の研究対象は多岐にわたっていて、一人の学者がカバーする範囲はそれに比較して極めて狭い、という印象があります。大学の学部で概論を履修した程度では「社会学者とは何か」を把握できない、と感じています。 もっとも、僕が履修していたのは25年前の出来ことですから、一般教養としての社会学概論がそこから進歩していることは期待したいんだけど。 そういった枠組みであるから、「社会学者」という肩書でものを喋っている人がAさんとBさんとCさんでは価値観の根底から違う、ということもよくあるように思えます。そりゃそうよ。学問としての目的がでかすぎるんだよね。ただ、本来取り扱うべき「統計とデータ」というベースに無頓着な人が大きな声を上げていることがよく観察されるのは
たとえば日本社会学会のウェブサイトで公開されてる大会プログラムを過去5年くらいでいいから振り返ってみたら、いまツイッターで「社会学とは」って言われてることがいかに研究活動の実際からかけ離れてるか考えられると思いますよ。
@arthurclaris 読んでもいいんだけどさあ。大気中に撒き散らされた放射性物質はもう元に戻らんよ? 空気中を漂ってデブリ化するかもしれんし泥土には溜まり続けるよ?生物濃縮あるよ?ここまでの知識義務教育レベルだよ?
出勤前に、サクッとメモ的に書いておこう。 Twitterやはてなブックマークをはじめとしたネット・SNS界隈では、十年一日という感じで、相変わらず「社会学叩き」が盛んだ。 といっても他人事ではなくて、このブログでも、過去に、社会学や社会科学の現状について批判するHeterodox Academyの記事を訳したことがある。 davitrice.hatenadiary.jp davitrice.hatenadiary.jp また、わたしもちょっと関わっている『経済学101』でも、社会学を批判する記事が訳されて投稿されることがある。代表的なものは、ジョセフ・ヒースによる以下の記事だろう。 econ101.jp ヒースの記事における「規範的社会学」という言葉に示されているように、これらの記事で問題視されていることは、「社会学(社会科学)が、特定の道徳的規範・政治的規範に影響を受けすぎている」ことで
twitter上でdisられる社会学者 しばしば 社会学者はSNSで悪し様に罵られる。 なぜ社会学はここまで嫌われるのか|小山晃弘|note 例えばこのブログが書いているように、胡散臭い、学問ではない と言われる。 ここで疑問に思ったのは、上で紹介したブログに様に社会学者だけに悪評が立っているのか?他の学問分野ではどうなのだろうか? twitterで社会学者はどの様に語られているか? twitterは、開発者向けに全ツイートの1%のサンプリングデータを公開している。私は2018年からそのtweetサンプルを収集している。現在、約7億件のtweetを収集している。 そのデータを利用して、社会学者はtwitter上でどの様に語られているかを調査する。 調査データ データ種別 説明 データ期間 2018-01-09から2021-01-28 データ件数 約7億2千4百万件 調査方法 サンプリングさ
トラファルガー💉💉💉💉リョー @TrafalgarRio ほんと10年間のコールドスリープから目覚めたばかりかと見まごうばかり(笑) こういうの目にすると、コールドスリープで未来に目を覚ましてもそもそも眠らせた目的云々以前に色々めんどくさいことが起こりそうだな、コールドスリープ。 twitter.com/tatsutakazuto/… 2021-01-30 07:11:46 竜田一人 @TatsutaKazuto しかしまぁ見事に、鼻血、甲状腺等価線量、LNTモデル、査読なし論文、「加害者は国、ボクたちは悪くない」理論と、本当にこれまでのデマ屋が持ち出してきた屁理屈の集大成を、10年目を前に総復習してる感ありますね。いいんじゃないですか、こういうの記録しとくのも社会学。 togetter.com/li/1659146 2021-01-30 00:14:15 竜田一人 @Tatsu
Yo𝕏ano @SeanKy_ もう一度整理しますと、まずもって私の問題意識としては所得の男女格差をどう減らすかという話で、基本的には山口先生と同じ問題意識で同じようにデータを追ってほぼ同じ認識できたわけです。問題は解決法の話。 2021-01-31 18:33:55 Yo𝕏ano @SeanKy_ 私は海外の解決法の事例を調べているうちに、例えばアーダーン首相のように配偶者に主夫になってもらっているケースが結構あることに気が付いたわけです。この方もそうですね。 twitter.com/Monomon3777773… 2021-01-31 18:35:52 Yo𝕏ano @SeanKy_ もう一つメイドに任せる方法もあり、シンガポールなどでは制度化されていますし、欧州でも名目上の異文化交流制度(オペア)を日本の外国人研修生制度のように安価な労働力輸入の抜け道として使っていたりもした。
明日から京大に異動になります。阪大には6年間、助/准教授として働きましたが、本当に楽しい6年間でした。 最後に日本の社会学に対する危惧を一つ述べておきます。日本の社会学の特徴は、アカデミズムの軽視だと思います。すなわち、学会報告や学会誌を軽視しているということです。学会発表もせず、学会誌に論文を投稿もせず、それでも社会学者づらして本を出版したり、さまざまなメディアで発言することができるのが、日本社会学の実情です。このようなことが起きるのは、学会報告や学会誌が、新人の登竜門として位置づけられており、その評価が低いからだと思われます。エライ先生は本しか書きません。エライので査読を受ける必要もありません。こっそり紀要などに考えを公開することはありますが、人から評価されるのは恐ろしいので、学会誌には絶対投稿しません。出版社も本が売れさえすればいいので、研究の水準や主張の真偽は気にしません。エライ先
孝好 @soul_warden 実を言うと社会学はもうだめです。突然こんなことを言ってごめんね。でも本当です。2-3日前に岩波科学を科学論文と言い出す人が現れました。それが終わりの合図です。程なく大きめのツッコミがあるから気をつけて。それがやんだら少しだけ間を置いて「理科の教科書は査読受けてない」って言い出します twitter.com/preciousheart7… 2021-01-29 15:24:11 石川洋行『消費と労働の文化社会学』発売中 @preciousheart74 >非査読論文は自然科学の世界では「不確か極まる代物」としか看做されず研究成果にもなりません。「読んで説得力がある」では駄目なのです。 そうですか。 理科の教科書は「説得力がある」非査読物ですが、これは自然科学では「不確か極まる代物」としか見做されないんですねよく分かりました twitter.com/Shimof
今回の件は、「キズナアイバッシング事件」と記憶するのが正しいと認識する。彼女に対する非難のほぼすべてが言いがかりの域を出ず、唯一説得力があった「教えるのが男性、教わるのが女性」という性的役割固定論も、昨年の同企画の聞き手が鈴木福くんで、女性の先生がいた事実の前に簡単に破綻した。
社会学者の千田有紀氏の何度目かの炎上騒動の最中なのだが、「市民的公共性」と言う単語を濫用して突っ込みを受ける*1ばかりではなく、自分は権威なのだから素人は学識を疑うなと言う姿勢の過去の発言が槍玉にあがっている*2。 今回の事例だけではなく、他分野から見て根拠をよくつけられていない主張を社会学者がすることは多く、社会学と言う学問への疑問が渦巻く自体になっている。しかし、千田有紀氏の議論に関しては、社会学と言うよりはジェンダー論に内在した問題に思える。 1. ネット界隈で露呈するジェンダー論界隈の主張の脆弱さ ネット界隈ではお気持ち表明と揶揄されているが、ジェンダー論者はその程度の論理しか構成できない。 小宮友根氏は相関と因果の見分けがついていなかった*3し、古谷有希子氏のときは彼女がまだ院生であることを加味しても、周囲の社会学者はあれだけ初歩的な間違い*4を指摘することなく、むしろ擁護してい
コラテラル・ダメージ グローバル時代の巻き添え被害 著者:ジグムント・バウマン 出版社:青土社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 強者はより強者に、弱者はより弱者に−。なぜ世界では不平等と格差がなくならないのか? 世界的社会学者が不確実な時代の真実を、コラテラル・ダメージ(巻き添え被害)という視点か… コラテラル・ダメージ グローバル時代の巻き添え被害 [著]ジグムント・バウマン 「コラテラル・ダメージ」とは、もともとは軍事用語だ。特定の軍事行動がもたらす、予期せぬ巻き添え被害を意味する。社会学的には、たとえば「アンダークラス(最底辺層)」の人々が社会から疎外されていく過程を「グローバル化に伴うコラテラル・ダメージ」などと呼ぶ。 著者バウマンは、「リキッド・モダニティ」(液体的近代)などのキーワードで一躍名をなした社会学者。80代半ばを迎えた今もその執筆意欲は衰えを知らず、著書の多くが邦訳
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く