世界のウチナーンチュの日(せかいのウチナーンチュのひ)は、沖縄県の記念日で、毎年10月30日[1]。2016年10月30日、第6回世界のウチナーンチュ大会閉会式にて、当時の沖縄県知事翁長雄志より制定することが宣言された[1][2]。 概要[編集] 沖縄からの海外移民は、1899年のハワイに上陸した26人から始まった[1]。戦争が激化する1938年までに、ペルー、ブラジル、フィリピンへ移民が[1]。この頃、ソテツ地獄[注 1]に代表される、経済困難が沖縄で起きたが、その度に海外に移民した県系人からの経済援助が行われた。例えば、1929年の世界恐慌時には、海外から沖縄への送金額が県歳入額の66.4%にのぼった[2]。 第二次世界大戦後は、琉球政府の移民推奨政策により、1948年にアルゼンチンへの移民、ボリビアへの移民(オキナワ移住地)、ブラジルへの移民が行われた[1]。2018年現在、約41万