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ブックマーク / hirabayashi.wondernotes.jp (5)

  • 高さ35cm以下の小便器を保証しようとする日本は「世界一の小便バリアフリー王国」かもしれない。 | 雑学界の権威・平林純の考える科学

    ヨーロッパの中北部は、とても身長が高いことで知られています。日の平均身長は、男性なら172cm、女性なら159cmほどですが、たとえばオランダやデンマークなどでは、男性平均身長はおよそ182cmです。そんな(男性の)平均身長が180cmを遙かに超えるような国に行くと「小便」をする大変さに悩まされます。…どういうことかというと、男子トイレに入っても壁に並ぶ小便器の位置が高すぎて、それらは小便器ならぬ単なるオブジェにしかならず、結局のところ数少ない個室トイレを使うしかないからです。 たとえば、右の写真は(男性平均身長がおよそ182cm強の)オランダのトイレで撮影した写真ですが、後ろの便器の縁(ふち)が、私の腰の高さにあることがわかります。私の身長は163cmほどなので、この小便器(の受け口)高さは約70〜80cmくらいの高さに位置する、ということになります。…この高さの小便器に放水するのは実

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  • 不具合続出を歌い上げる「クラリネットをこわしちゃった」…実はまさにデスマーチな軍歌だった!? | 雑学界の権威・平林純の考える科学

    仕事をしていると、時に「デスマーチ」と呼ばれる時期を迎えることがあります。それは、「○×が動かなくなり、今も復旧していません!」とか「△□にバグが見つかりましたが、解決策は全く見つかっていません!」とか、さらには「もう全然どこも動いてないです!」といったアナウンスが15分おきくらいに流れ続けるような状況です。そんな時、脳内で「クラリネットをこわしちゃった」が流れる人も多いと思います。ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない…それなら一体どんな音が出るんだ!?という恐ろしい状況です。 ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない。 ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない。 …どうしよう…どうしよう。 オ−、パッキャマラド、パッキャマラド、パオパオ、パンパンパン! オ−、パッキャマラド、パッキャマラド、パオパオパン! まるで地獄に向かって軍隊が行進していくような、それはまさにデスマーチを連想させ

  • フェルメール「真珠の耳飾りの少女」…実は「耳飾りは真珠じゃない」 | 雑学界の権威・平林純の考える科学

    17世紀オランダの画家、ヨハネス・フェルメールが描いた「真珠の耳飾りの少女」は、美しい少女が口元に微かな笑みを浮かべるように見えるさまから「北方のモナリザ」とも称される名画です。オランダのデン・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵する「真珠の耳飾りの少女」は、日でも人気高いフェルメールの中で、最も愛されていると言っても過言でない名画です。現在では「真珠の耳飾りの少女」と呼ばれているこの作品ですが、少女が身につけている「耳飾り」は、実は「真珠じゃない」というのが定説です。 この絵を所蔵するマウリッツハイス美術館も、「少女が身につけた耳飾りの大きさ(天然真珠にしては異常に大きい)」や「歴史背景(大きな天然真珠はフェルメールがモデルに身につけさせることができないような非常に高価なものだった…等)」といった理由を挙げて、以前から「おそらく、当時流行っていたヴェニス製の安いガラス製真珠風耳飾りだろ

    フェルメール「真珠の耳飾りの少女」…実は「耳飾りは真珠じゃない」 | 雑学界の権威・平林純の考える科学
  • パーティで役立つ!?「シャンパンやビールの泡」の科学 Vol.1 | 雑学界の権威・平林純の考える科学

    クリスマス・年末・新年会…シャンパンやビールを片手に立パーティなどに参加する機会も多い時期です。話をするのが苦手だったりすると、そんな場は「手に持ったグラスを眺め、ただ飲み続ける�時間」になったりします。けれど、それはあまりにもったいなさ過ぎる!というわけで、��手に持ったグラスを眺める時間を新鮮で楽しい発見・研究タイムに変身させる「役立つ知識」をご紹介します。 まずは、シャンパンをグラスに注ぎ、乾杯を終えたら、グラス中に昇る泡の動きを観察しておきましょう。そして、しばらく時間が経った後、もう一度、泡の動きをよく観察してみて下さい。…すると、シャンパンがグラスに注がれた当初は「たくさんの速い大きな泡が立ち上っていた」はずなのに、時間を経た後には、いつの間にか「小さめの泡が何列かに整列し、ゆっくり歩調を合わせて昇っている」ことに気づかされるはずです。 しかも、自分のグラスだけでなく、�周り

    パーティで役立つ!?「シャンパンやビールの泡」の科学 Vol.1 | 雑学界の権威・平林純の考える科学
  • 立ちション後に体がブルッと震える原因は「おっしことして熱エネルギーを放出するから」じゃない!? | 雑学界の権威・平林純の考える科学

    尿意をガマンした後に、トイレに行ってようやく立ちションした瞬間、体がブルブルッと震える経験は、誰しもあると思います。「立ちションなんてしたことない!」という女性の方はそんな感覚は未体験かもしれません。しかし、多くの男性は、そんな感覚を馴染み深いことでしょう。 この「立ちション後に体がブルッと震える現象」について、その原因として「おっしことして熱エネルギーを放出する」ことが挙げられたりします。おしっこをすると周りの気温に比べて温度が高い尿を体外に放出することになるので、失った分の熱エネルギーを補充しなければならず、体温が下がってしまう、という説明です。…しかし、少し考えてみると、この説明はかなり「変で筋が通らない」ことがわかります。まず、膀胱から尿を排出したとしても、(そのこと自体からは)熱をどこかに補給する必要はありません。 人間の体の中は約37度に保たれています。この温度は中枢温とか深部

    立ちション後に体がブルッと震える原因は「おっしことして熱エネルギーを放出するから」じゃない!? | 雑学界の権威・平林純の考える科学
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