Check Point Software Technologiesは7月10日(米国時間)、「Agent Smith: A New Species of Mobile Malware - Check Point Research」において、同社の研究者らがエージェント・スミス(Agent Smith)と呼ばれるモバイル・マルウェアの活動が活発化していることを発見したと伝えた。2500万台ほどのデバイスがこのマルウェアに既に感染しているが、ほとんどのユーザーが感染に気がついていないと指摘している。 エージェント・スミスは無料のゲームやユーティリティ・アプリに紛れ込む形で配布されており、いったん感染するとインストール済みの他のアプリに感染が広まる仕組みになっている。攻撃者は既存のアプリに感染させて広告を表示させることで、収益を得ていると考えられている。 エージェント・スミス感染ワールドヒートマ