積んでもいいけどがんばって崩せ!度:★★★☆☆ 2017年5月に読了 齋藤孝氏は、明治大学文学部教授にして(ビジネス書)作家である。 いわば文系というカテゴリのかなり上の方に属するといっても過言ではない人だ。 従ってそもそも読書が全ての仕事の基本、いわば飯のタネになっている人だ。 本書はその齋藤孝氏が実践する読書の全技術を開陳するという内容になっている。 この本の最終目的は、 「読書スピードを自在にギアチェンジしながら、要約できるレベルで理解できる」 ようになること。 なぜならば、文系の仕事についている人以外でも、ほぼ社会人にとって必要な教養や知識は読書から得られるものだからだ。 全ての人に読書は必須である。 だから、読書習慣のない人にはまずは読書を楽しめるようになって欲しい、という。 早い話が、いいから黙ってとにかくどんどん本を読みなさい!(2回め)、ということだ。 前半で、読書の必要性