文字・言語とマンガに関するmoroshigekiのブックマーク (3)

  • 【漫画論】「キャラ・コマ・言葉」という分類には、どんな意味があるのか - ピアノ・ファイア

    今年の8月1日、夏目房之介先生が花園大学で行った講演に「ヘンなマンガたち 〜マンガを成り立たせるもの〜」というのがあってぼくも聴講していたのですが、今回はその講演内容にからめた話をしたいと思います。 レジュメ:花園大学8月1日 講義「ヘンなマンガ」レジュメ:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ 当日は、竹熊健太郎さんが「たけくまメモ」でも公開されている「絵のないマンガ」などを紹介しつつ、あえて「漫画らしくない漫画」から「漫画とは何か」を問いかけていくようなお話がメインでした。 絵のないマンガ(1): たけくまメモ 坪井慧「放課後、雀荘で」より 絵のないマンガ(2): たけくまメモ 増田拓海「解答用紙は別紙」より 「絵・コマ・言葉」と「キャラ・コマ・言葉」の迷い 日の、旧来的な漫画論では「絵・コマ・言葉」を漫画(※現代のマンガ)の条件と考える傾向があります。 たとえば「放課後、雀荘

    【漫画論】「キャラ・コマ・言葉」という分類には、どんな意味があるのか - ピアノ・ファイア
  • 本気かね? 産業政策(国策化)は必然でもなんでもないよ 小田切博『キャラクタ―とは何か』再説

    TwitterITOKさんから知る。夏目房之介氏が小田切さんの『キャラクタ―とは何か』を中野晴行氏の『マンガ産業論』と比肩するものとして手放しの称賛をしている。 http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2010/01/post-e230.html その理由を、じつにわかりやすい文体で、簡潔に、しかし豊富な具体例をもって語った好著。産業論、市場論としては、中野さんの『マンガ産業論』以外に、これをウチのゼミでも必須の著書 ITOKさんやbuz0uさん、そして表現は穏やかだが稲葉振一郎さんらが指摘しているように*1、経済関係に関心のある面々からみれば、百歩譲っても、小田切さんの今度のは競争政策ぽいもの(著作権などの法整備…まったくといっていいほどふれてないが)と産業政策(こちらは書に全面展開)とが理念的にごっちゃである。 少なくとも小田切さんが「マンガやアニメ

  • 小田切博『キャラクタ―とは何か』 2010-01-05 - Economics Lovers Live

    マンガ批評に格的に関心を持ち出してまだ一年未満だが、その中で昨年読んだ評論の中ではこのはベスト5に入る。そして同時にこのはかなり筋ワルである。これがいまの日のマンガ批評の現状かもしれない。たぶん今週末に出るが著者からいち早く献いただいた。しかしこのはいったい誰にむけて書かれているのだろうか? 彼の周囲数名程度のうけを狙ったものなのか、あるいは勘違いした官僚を喜ばせるためなのか(それはさすがにないが一読すれば喜ぶだろう)。 しかし面識もありいろいろ教えてもらってきた身ではあるので言い難いのだが、はっきりいえば、ただおかしな産業政策論の要素を中核とする一書である。なぜ著者は彼のまわりにいたであろう経済学者たちに事前に原稿などをみせて意見をもらわなかったのだろうか? 書の中心メッセージが、産業政策必然論になっている点をみるにつけて愕然とする。 以下断続的にこのの紹介をする。ただし

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