JRのダイヤ改正が行われた14日、瀬戸大橋線備中箕島―茶屋町間の複線化工事の完成式典が岡山駅(岡山市駅元町)で開かれた。同線では同日から乗車時間が短縮、列車も増便された。 複線化で、久々原駅に下りホームを新設。行き違いのため列車が駅で停車する回数は従来の1日72回から11回に減り、乗車時間は最大2分短縮。強風などで列車が遅れた場合の復旧も早まるという。通勤・通学時の朝と夕、岡山―児島、岡山―宇野間で上下計4本が増便された。 関係者約30人が出席した式典で、JR西日本鉄道本部の七川研二副本部長が「四国と本州をスムーズかつ快適に行き来できる」とあいさつした。