UGC(user-generated content)をベースにしたブログサイトや動画共有サイトには,大きな集客力を誇るサイトが目白押しである。口コミマーケッティングの場としても注目されている。だが,集客力の割には,事業として収益が伴っていないサイトが多い。UGM(user-generated media)が広告メディアとして,なかなか成り立ちにくいからだろう。 YouTubeやMySpaceの目玉コンテンツであるuser-generated videoを,どうも企業が広告メディアとして高く評価していないようだ。これは,メディア調査会社のScreen Digestが調査した結果である(FT.comより)。玉石混淆のUGMを安心して利用できる広告メディアとして位置づけていないということだ。 Screen Digestは,user-generated videoサイトの広告売上高は,2006年