今どきのニッポン(若者・こどもたち)はダメだ、昔はそうではなかった・・・幻想の「美しい昔」を語るオヤジたちがいますが、昔っていつのことだろうか。どういう昔が良い昔なんだろうか。わが家の両親は「昔なんて全然良くなかった」と断言してますが。こないだ本屋で立ち読みした地方出版物が印象に強く残っている。地方都市の写真館の主が30〜40年前に撮影した町並みの風景を、定点観測のように今現在の様子と比較した写真集。昔の町は、汚らしかった!市街を流れる川はほとんどゴミ溜め。悪臭で大変だったという解説がついていた。川にあんなにゴミを捨てるなんて、昭和30年代のあの町の人たちには「公共心」がなかったらしい。父に言わせると、たとえば通勤電車の乗降マナーも昔の方がずっと酷かったらしい。「列を作って電車を待っていても、いざ電車のドアが開くとメチャクチャになるのが普通だった、若かったから出来たんだなあ」。不機嫌不親切
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