写真3●「MEET eJournalPlus」の画面,左側の電子文書から右側の作図画面に文字列の塊を抜き出す 東京大学 大学総合教育研究センターは2009年3月4日,MEET(マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門)の成果報告会を開催した。MEETの主な目的は,自ら能動的に考えながら学習を進める「アクティブ・ラーニング環境」を実現するためのソフトウエアを開発・評価すること。2006年度から2008年度にかけて,マイクロソフトから総額1億2000万円の資金援助を受けて研究活動を行ってきた。2009年3月末に3年間の研究活動を終了する。 報告会の冒頭挨拶に立った東京大学の岡村定矩副学長(写真1)は「MEETの研究活動によりアクティブ・ラーニングを支援する3つのソフトウエアが開発された。今後,これらを東大だけでなく,日本全国へ展開したい」と述べた。 MEETが開発した3つのソフトとは「MEET