今年もアジア最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ(TGS)2012」が千葉市の幕張メッセで始まった。その会場でソニーが、本邦初の「公開実験」を行っている。テーマは「人はどこまで没入できるか」。現実世界か録画か、見る人に分からなくさせるという画期的な新システムは、窮状が伝えられているゲーム専用機の未来を示唆していた。ソーシャル、スマホが「主役」に――。今年のTGSでは昨年に引き続きソーシャル
![ゲームショウの伏兵、エンタメの未来映すソニーの実験 「現実と録画を混同させる」、HMD試作機で実現 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e6ef9df2d371ff76a93e521b31a1c6f80286d159/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO4637718021092012000000-60.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Dab27321dd0404b4629773e9ec09c23d0)
消費電力をこれまでの半分に抑えながら画質も高めた画期的な液晶ディスプレイの開発に、慶応大学の研究グループが成功しました。「薄型テレビ」は、かつては「日本のお家芸」と言われたものの、韓国勢を相手に苦戦していることから、その巻き返しにつながればと期待されています。 新しい液晶ディスプレイを開発したのは、慶応大学の小池康博教授の研究グループです。 液晶ディスプレイは、「バックライト」という部品から出る光の向きや色を何重ものフィルムによって調整しながら映像を映し出す仕組みで、光の半分がフィルムを通過する際、熱になって失われ暗くなることが課題でした。 小池教授は、独自のプラスチックを使って、決められた方向に光を出す「高性能なバックライト」を開発し、従来のフィルムを減らした構造を作り出しました。 その結果、消費電力を半分に抑え、例えば37インチのテレビなら、消費電力がこれまでの半分の100ワット程度で
10月26日に開幕した「FPD International 2011」(パシフィコ横浜、10月28日まで開催)の各ブースでは、近未来を予感させる参考展示が多数発見できた。「実用化されれば、さまざまな機器がより便利になりそうだ」と、見ているだけで思わずワクワクする展示も多い。一般消費者には縁が薄い素材メーカーのブースでも、楽しい展示が見られた。
携帯電話やモバイル機器などのディスプレイとして高輝度、広視野角、高速応答性、低消費電力といった高い性能を備えた「有機EL」が注目を集めて久しい昨今ですが、主に携帯電話のメインディスプレイなどのモバイル機器用を想定した世界初となる「透ける有機ELディスプレイ」が開発、量産開始されました。 詳細は以下から。 プレスリリース [シースルータイプの高精細有機ELディスプレイの開発、量産について] | プレスリリース | 企業情報 | TDK株式会社 TDKのプレスリリースによると、主に携帯電話のメインパネルなどのモバイル機器用を想定した、世界初となるシースルータイプの有機ELディスプレイ「UEL476」を開発し、3月から量産開始したそうです。 今回開発された有機ELディスプレイは、縦方向および横方向の電極ラインを網のように構成して、ラインごとに画素を駆動させる、有機EL素子を発光させるための駆動方
2010年後半以降,複数のカラー電子ペーパーが市場に登場する(a~c)。E Ink社のカラー電子ペーパーに対応するコントローラICも,同年6月にサンプル出荷が始まる(d)。 中でも最もインパクトが大きいのが,米E Ink Corp.のカラー電子ペーパーの登場だ。同社のモノクロ電子ペーパーは現在,米Amazon.com,Inc.の「Kindle」やソニーの「Reader」をはじめ,世界で販売されているほとんどの電子書籍端末に使われている。その電子ペーパーのカラー版が,いよいよ市場に姿を現すというわけだ。 2010年5月末に米国シアトルで開催された「SID 2010」で,E Ink社は最新のカラー電子ペーパーの試作品を披露した(図1(a))。「以前の試作品に比べ,格段に見栄えが良くなった」(電子ペーパーに詳しい業界関係者)という声も聞かれるなど,市場投入を目前に完成度も高まりつつあるようだ。同
日本放送協会(NHK)は2011年1月13日、NHKエンジニアリングサービスおよびJVC・ケンウッド・ホールディングスと共同で、今までよりも低コストでコンパクトなスーパーハイビジョン(SHV)用プロジェクターを開発したと発表した(図1)。 今回、開発したプロジェクターでは、「R(赤)」「G(緑)」「B(青)」について800万画素の表示素子を各1枚使っている。新開発の「e-Shift」デバイスを用いてR、G、Bの3原色すべてに画素ずらしを行い、SHVをフル解像度画質相当で表示できる(図2)。 従来のSHV用プロジェクターには、「デュアルグリーン方式」と、「3300万画素の表示素子をR、G、Bに各1枚用いて表示する方式」の二つがある。前者にはプロジェクター2台で構成するなど装置が大きいという問題点がある。後者は3300万画素の表示素子の製作に高精度な技術が必要であり、低コスト化の実現が難しいと
ソニーのヘッド・マウント型ディスプレイ「3Dグラストロン」が素晴らしいと報告したが,なぜ素晴らしいのかを検証してみた。通常の3Dテレビと全く異なるのが,二つのディスプレイで再生することである。
ソニーは2011年1月5日,「2011 International CES」の開幕前日に開催した報道機関向けイベント(プレス・カンファレンス)で,3D表示に対応した各種新製品を複数発表した(図1)(発表資料1,同2)。中でも,今後は個人でも気軽に3D動画を撮影する機会が増えるとして紹介したのが,3D対応のビデオ・カメラだ。 プレス・カンファレンス内で紹介した3D対応ビデオ・カメラは主に2種類ある。一つは,ブログや動画共有サイトなどに写真や動画を投稿する用途を想定した,低価格のビデオ・カメラ「Bloggie(ブロギー)」の3D対応品である(図2)。2個のカメラを搭載し,3D動画を撮影できる。2.4型の裸眼3Dディスプレイを備える。価格は250米ドルと安価に抑えた。2011年3月の発売を予定する。 もう一つが従来型のビデオ・カメラ「ハンディカム」の3D対応品「HDR-TD10」である(図3)。
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