ひろcyです。 今から15年ほど前の話し。 当時私は社長に就任したばかりでした。 私の中での社長像は最前線で難局に立ち向かっていく猪突猛進型の人物だったんです。 ところが、私は臆病な質でじっくりと物事を考えてからでないと前に進めないタイプでした。そのことが私の最大のコンプレックスでもありました。 皆が『頼りないリーダー』だと私を見ている、そんな気さえしていました。 そんな悩みを抱えているときに出会った本がコチラなんです。 『夏草の賦』 司馬遼太郎 戦国時代に四国の覇者となった長宗我部元親の人生を描いた作品です。 当時、南海の虎と恐れられた長宗我部元親、さぞかし勇猛果敢な人物だと思いきや、実は思慮深い人物であったことが描かれています。 元親いわく、『人の上に立つ人物は臆病者でないといけない。臆病だからこそ頭を使うのだ』というエピソードが出てきます。 元親自身も戦が怖くて仕方がなかったといいま
![私を救ってくれた一冊 - そうだ!ピアノマンになろう 50才からの挑戦](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b56c4df6cbceeeb18872bc720ca25a1a842319c2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhirocy890%2F20200604%2F20200604163945.jpg)