というなぞなぞが、「入口から出口まで」という身も蓋も無い答えとなるのは、特に子供たちによく知られている。 しかし、それって根本的に間違っているのではないかと思う。 例えば、都営地下鉄大江戸線を思い浮かべてもらいたい。 大江戸線は都庁前駅において、トンネルの途中でトンネル自身に合流する構造となっている。 そのため、トンネルは始端(光が丘駅)から出発しても終端にたどり着くことは無く、無限の長さを持つと言える。 つまり、世界一長いトンネルである。 しかし、大江戸線は地下鉄であるため、トンネルに入口も出口も無い。 よって、そのなぞなぞの答えは正しくないと思えるのである。