横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科(木原生物学研究所)遠藤 真咲 客員准教授が、主所属である農研機構より8月31日付けでプレスリリースを発表しました。 また、本論文は、本学の生命ナノシステム科学研究科(木原生物学研究所)において博士号を取得した三上雅史さんが在学当時に取り組まれた研究成果です。 ポイント 主要林業樹種である針葉樹において、狙った遺伝⼦領域だけを特異的に改変するゲノム編集技術を世界で初めて開発しました。 ゲノム編集の⼿法として、2020年度のノーベル化学賞に選ばれたCRISPR/Cas9 システムをスギへ適⽤しました。 スギに導⼊した蛍光タンパク質遺伝⼦を標的としたゲノム編集を⾏い、「蛍光の消失」を指標としてCRISPR/Cas9システムの最適化を⾏いました。 スギの葉緑素合成に関わる内在遺伝⼦を標的にゲノム編集を⾏うことで、「葉が⽩くなる」という期待通りの形質改変