東京・上野動物園で5年ぶりに生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんは12日で生後3か月となり、体重が5000グラムを超えるなど、順調に成長を続けています。 動物園によりますと、10日行った身体測定では、赤ちゃんは体重が5400グラム、体長が62.4センチで順調に成長を続けているということです。 赤ちゃんは上下左右に4本の犬歯が生えているのが確認できるほか、前足でふんばる力もつき、前にはって進む様子も見られるということです。また、目はまだ完全には見えていないものの、目の前のものをある程度認識していると見られ、周りを気にする様子も確認できるということです。 一方、母親のシンシンも授乳する姿が見られ、母子ともに健康状態は引き続き良好だということです。赤ちゃんの名前は、選考委員会で32万件余りの応募の中から8点に候補が絞られていて、今月下旬をめどに発表される予定です。 上野動物園教育普及課の金子美香