南米エクアドルのエルオロ県で撮影された新種のハチドリの雄。エクアドルの鳥類学者フランシスコ・ソルノサ氏提供(2017年12月14日撮影、2018年9月28日公開)。(c)AFP PHOTO - Francisco SORNOZA 【10月3日 AFP】南米エクアドルで、鮮やかな青い首をもつ新種のハチドリが発見された。しかし、不毛な寒冷高地に生息するこの愛らしいハチドリは、絶滅の危機にひんしている。 調査チームのリーダーを務める鳥類学者のフランシスコ・ソルノサ(Francisco Sornoza)氏は、1年前に新種のハチドリの1羽を双眼鏡で見つけた際、直感的に未知の種だと思ったという。 このハチドリは体長約11センチ。首は鮮やかな青色、胸は白と黒の縞模様、頭と羽根は緑がかった青色をしている。太平洋沿岸に近いロハ(Loja)県とエルオロ(El Oro)県にまたがる標高3000~3700メートル