ESA(欧州宇宙機関)の宇宙輸送船「ジュール・ベルヌ」が、国際宇宙ステーションへのドッキングに成功しました。 ジュール・ベルヌは宇宙のトラックとでも呼んだらいい宇宙船で、今回は約3400kgに及ぶ資材、補給品、水、食料、ガスを運びました。人間の飛行士は乗っていません。 26日間旅を続け、それから時速約2万6999kmで目的物に接近し、2cm以内の誤差できっちりドッキングを成功させそうです。ドッキングは自動で行われ、人工知能がサポートしたのだとか。 動画はNASA TVより。残念ながら自動ドッキング自体は史上初、というわけではないのですが、その様子は圧巻です。 [NASA] Addy Dugdale(MAKI/いちる) 【関連記事】 ・世界初の「スペース・ポート(宇宙港)」 ・Virgin Galacticの宇宙船テスト中に事故 ・宇宙旅行用飛行機「スペースシップ・ツー」の内部レビュー