→利用者の中心は30代――日本でも広がるカーシェアリング 古都、京都。日本の歴史・文化を代表する都市であり、1997年の「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」(通称、京都議定書)によって“環境の時代”を象徴する名前にもなった。 この京都では、環境にまつわるさまざまなビジネスやサービスが取り組まれているが、その中の1つとして挙げられるのがオリックス自動車のカーシェアリング「プチレンタ」だ。首都圏、名古屋に続く関西最初の導入都市として京都が選ばれており、着実に会員数を伸ばしているという。 カーシェアリングに有利な「京都の事情」とは 京都におけるプチレンタの会員数は150契約。「ステーション」と呼ばれるクルマが置かれた拠点の数は21カ所で、運用台数は32台だ。規模からいえば、先行する首都圏や名古屋よりは小さいが、「サービス開始が2007年10月からで、大規模な広告宣伝をしていないことを