お仕事していると、期限を設定され、その中で最大限の結果を出すことを要求されます。 もちろん、うまくいく仕事ばかりではありません。当初の目的を100%達成できるような100点満点の仕事以外にも、どうしても何らかの不足・不満・欠点が残る結果しか出せない仕事があちこちにころがっています。 私達が取り組んでる新薬開発において、100点満点取れるような仕事というのは、いわば「確認試験」といわれるようなタイプのもの。「ミスが許されない」というプレッシャーはもちろんあるのですが、基本的に予備試験で決定した条件に従いそれをトレースしていくだけなので、100点満点にちかい点数はとれて当たり前、という感じ。 一方、予備試験については、100点満点をとれることはまずありません。予備試験とは、新しい実験がはたしてできるかどうか、できるとしたらどれくらいの質のデータをとることができるのか、をいろいろな条件を試すこと