ベンゼン環の中点を結んでしまった古館伊知郎。 古館「(右側を指して)これですよねぇ?」 先生「…。えーと、これ作れたらノーベル賞もらえます。」 裏方スタッフ爆笑の声。
ベンゼン環の中点を結んでしまった古館伊知郎。 古館「(右側を指して)これですよねぇ?」 先生「…。えーと、これ作れたらノーベル賞もらえます。」 裏方スタッフ爆笑の声。
有機合成の方法論を塗り変えた研究 --医薬・液晶などの産業応用に大きな貢献 鈴木章(すずき・あきら)北海道大学名誉教授が、2010年のノーベル化学賞を受賞しました。 鈴木氏は、主に有機合成化学や有機金属化学、触媒化学の各分野で大きな研究業績をあげてこられましたが、特に世界的に大きなインパクトとなったのが、「鈴木クロスカップリング」(以下、鈴木カップリング)として知られる、有機物どうしを合成するための化学反応の研究です。 これらの研究は、医薬や農薬、IT機器に不可欠な液晶、新世代の発光材料である有機EL(エレクトロルミネッセンス)など、私たちの生活に身近な製品の開発や量産化に、大きな貢献を果たしました。 鈴木氏の研究業績を、解説文とインタビュー映像でご紹介します。 鈴木章先生インタビュー映像1 「研究のきっかけ」 鈴木章先生インタビュー映像2 「研究に対する考え」 ※公開している映像の使用
本日発表されたノーベル化学賞は、薬作りに関わる人間には、非常にうれしいものとなりました。 受賞者は、アメリカ・デラウェア大のリチャード・ヘック氏、アメリカ・パデュー大の根岸英一氏、北海道大の鈴木章氏。受賞理由は「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング反応」。 日本人受賞者がでたことはもちろんうれしいのですが、「薬作りの根幹となる有機化学合成の分野」というところが、新薬開発の現場の人間として非常にうれしく思います。有機化学やってる人の間では、「いつもらってもおかしくはない」という意味で、「ついにきたノーベル賞」といったところなのだろう、と思います。 私は、生物系の研究者なので、実際にこの反応をつかった実験をしたことはありません。とはいえ、私達の研究所でも日常的につかわれてる反応がノーベル賞を受賞する、というのは、とっても身近なとこでノーベル賞が出たような感じがして、本当にうれしいこ
スウェーデン王立科学アカデミーは5日、2010年のノーベル物理学賞を、炭素分子シート「グラフェン」研究で知られる英マンチェスター大のアンドレ・ゲイム教授とコンスタンチン・ノボセロフ研究フェローに授与すると発表した。授賞理由は「2次元物質グラフェンに関する画期的実験」。 授賞式は12月10日にストックホルムで行われる。賞金1000万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)は2等分で贈られる(引用:時事通信)。 一部の識者の間ではアハラノフ・ボーム(AB)効果ではと騒がれていましたが、蓋を開けてみればなんとグラフェン。 ナノチューブではないの?? 1991年に”チューブ状のグラファイト”であるカーボンナノチューブを発見した飯島澄男先生に対して、2003年に1枚、つまり単層(もしくは複数層)のグラファイト(黒鉛)を作り、それがグラファイトとは異なり、すばらしい性質を有することを見つけた、両受
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