昨年、ブログで大学の研究予算に関するデータの公開や意見募集を行った河野太郎議員が、「科学技術振興予算は今後、増えません」との旨をブログで述べている(ITmedia)。 一(有力)議員の声明に過ぎないが、まあ常識的に同意できる内容ではある。だから研究者は各々独自にスポンサーを見つけなければいけないのだろう。 ブログではその理由について、平成2年度(1990年度)と平成28年度(2016年度)で税収がほとんど変わらないにもかかわらず、社会保障費と国債費は大幅に増加していると説明。また、その中で科学技術振興予算も増加している点を挙げ、今後「科学技術振興予算を増やせるというのはまったくの幻想」としている。
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