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ブックマーク / sorae.info (4)

  • 打ち上げ45周年の惑星探査機「ボイジャー1号」地球へ届いたデータの一部に問題が見つかる

    【▲ 星間空間に到達した惑星探査機「ボイジャー1号」の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech)】1977年9月5日に打ち上げられた「ボイジャー1号(Voyager 1)」は、木星と土星のフライバイ探査を行ったアメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機です。太陽系の外へと向かって飛行を続けたボイジャー1号は、太陽風の影響が及ぶ領域である「太陽圏(ヘリオスフィア)」を今から10年前の2012年8月に離脱し、星間空間に到達したことが確認されています。 関連 ・ボイジャー1号が星間空間でプラズマ波を検出 打ち上げから40年を越えての偉業 ・【解説】ボイジャーが到達した星間空間との境界とは 打ち上げから45年近くが経った2022年5月現在もボイジャー1号は稼働し続けており、地球から約233億km(約155天文単位)離れた星間空間を時速約6万1000km(秒速約16.9km、太陽に対

    打ち上げ45周年の惑星探査機「ボイジャー1号」地球へ届いたデータの一部に問題が見つかる
    motoson
    motoson 2022/05/21
  • 2020年11月から地球を周回している「ミニムーン」やはり人工物だった

    1966年5月に月探査機「サーベイヤー1号」を乗せて打ち上げられた「アトラス・セントール」ロケット。同年9月の「サーベイヤー2号」の打ち上げにも同じロケットが使われた(Credit: NASA)NASAのジェット推進研究所(JPL)は、一時的に地球を周回するいわゆる「ミニムーン(英:minimoon)」になっている小惑星「2020 SO」について、1960年代に打ち上げられたロケットの一部であることが確認されたことを発表しました。2020 SOの正体は天然の小惑星ではなく、米ソ宇宙開発競争の時代に使われたロケットに由来する人工物だったことになります。 関連:地球のもうひとつの月「ミニムーン」再び。今度は人工物かも 2020 SOは2020年9月17日にハワイの掃天観測プロジェクト「パンスターズ(Pan-STARRS)」によって発見されました。小惑星として推定されたサイズは6~14mで、ジェ

    2020年11月から地球を周回している「ミニムーン」やはり人工物だった
  • 「ボイジャー2号」いよいよ太陽圏脱出へ。打ち上げから約40年

    1977年8月に打ち上げられた米無人宇宙探査機「ボイジャー2号」が、約40年の時を経ていよいよ太陽系の外に脱出します。 現在、ボイジャー2号は地球から約177億キロを離れた太陽風が届く範囲である太陽圏(heliosphere)の最外部(heliosheath)を飛行しています。 原子力電池を搭載しているボイジャー2号は、これまでに木星・土星・天王星・海王星に接近し、その姿を我々に届けてきました。1989年8月には海王星の大暗斑(後に消滅)を捉えるなどの惑星探査を終え、以降は太陽圏の星間空間ミッションを行っていました。 ▲ボイジャー2号が捉えた「大暗斑」が見える海王星なお、これまでに太陽系を脱出した人工物は、2012年の「ボイジャー1号」続き2機目となります。 Image CreditNASA/JPL-Caltech ■NASA Voyager 2 Could Be Nearing Int

    「ボイジャー2号」いよいよ太陽圏脱出へ。打ち上げから約40年
  • 天宮1号間もなく大気圏再突入、8トンの衛星を落とす「宇宙開発のマナー」とは?

    ドイツの観測施設が捉えた2018年3月28日の天宮1号のレーダー画像 中国の軌道実験モジュール「天宮1号」は、2018年3月31日~4月2日中(日時間では4月1日午前 7時から4月2日午後3時の間)に大気圏に再突入すると予測されている。3月後半に入ってからはほぼ毎日、天宮1号の高度情報を公表している中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室の3月29日発表によれば、天宮1号の高度は近地点で188.5キロメートル、遠地点204.3キロメートルとなっている。 全長約11メートル、直径は3.3メートル、重量8500キログラムの宇宙実験施設はかなりの部分が燃え尽きると見られ、燃え残りの破片があったとしても人口密集地に落下する確率はごく低いとされる。過去には、天宮1号よりもはるかに質量が大きいロシアの宇宙ステーション・ミール(約120トン、2001年に再突入)、米NASAの宇宙ステーション・スカイラブ(約

    天宮1号間もなく大気圏再突入、8トンの衛星を落とす「宇宙開発のマナー」とは?
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