和・洋菓子製造販売の本高砂屋(神戸市東灘区)が、洋菓子ブランド「御影高杉」の全3店舗を9月末までに閉店することが31日、分かった。看板シェフの後継者難で、阪神・淡路大震災後から20年掲げた看板を下ろす。御影本店は8月31日に閉める方針。 御影本店は1996年、阪急御影駅前にオープン。どこから食べても味にばらつきがない四角いイチゴのショートケーキで人気を博した。ケーキをきちんと作れる若手を育成するため、シュークリームやプリンはあえて扱わなかった。 2014年には東京進出を果たすなど最大で6店舗を運営した。しかし、人手不足などで、東京からは1年ほどで撤退した。同社執行役員で看板シェフの高杉良和さん(65)の後継者探しも難航し、今回、閉店を決めた。 そごう神戸店(神戸市中央区)では9月中旬から下旬、西宮阪急(西宮市)は同30日に閉じる予定。 高杉氏は「地元密着型で神戸の方に長年愛していただいた。
ファッションビルの旧「神戸メディテラス」(神戸市中央区)を取得したパルコ(東京)が、現物件を建て替えた上で、中規模ショッピングモールの「三宮ゼロゲート(仮称)」を2018年秋に開業させることが18日、分かった。投資額は解体費用を含めて約6億7千万円。テナント構成は未定だが、店舗レイアウトの自由度を高めるには建て替えが必要と判断した。 三宮センター街西端にあるメディテラスは、アパレル大手のワールド(神戸市中央区)が05年に開業。競争激化などを理由に営業継続を断念した同社から、パルコが15年に33億3千万円で取得していた。 現物件は地上4階、地下1階建てで、延べ床面積は約1500平方メートル。異国情緒が漂う外観が地元客や観光客らに親しまれていた。 新築するビルは地上4階建てで、外壁の大部分をガラス張りにし、夜間の照明で景観を演出する。地階を設けないが、今の延べ床面積を維持する。今年12月に着工
兵庫県尼崎市内のコンテナから国内で初めて見つかった強い毒を持つ特定外来生物「ヒアリ」について、神戸市は18日、このコンテナが保管されていた同市中央区のポートアイランドのコンテナヤード「PC18」(約14ヘクタール)でも約100匹の生息が確認された、と発表した。同市は対策本部を設置して周辺の調査を進めるとともに、市民に注意を呼び掛けている。 環境省は今月13日、尼崎市内のコンテナから大量のヒアリと卵が見つかったと発表。中国・南沙港から運び込まれたコンテナで、5月20~25日にPC18で保管後、尼崎に移されていた。ヒアリは南米原産で、体長約2・5~6ミリ。刺されると、体質によっては呼吸困難などの急性アレルギー反応が起きる。 今月16日、環境省などによるPC18の現地調査で、このコンテナが置いてあった位置から20~30メートル離れた付近にヒアリのような個体がいるのを確認。アスファルトにある3カ所
今年で発売開始55年のモロゾフ(神戸市東灘区)の看板商品カスタードプリン。食べた後、容器のガラス瓶を捨てられず、つい使ってしまうのは、神戸市民の性(さが)でしょうか。「神戸ではどの家にもモロゾフの空き瓶がある」との都市伝説も。取材すると、意外な事実が…。 ■編集局にもあった! 社内外で取材した結果、さまざまな用途が判明。「ワイングラスとして重宝してます」「一輪挿しに最適ですよ」などの用途の中、「いつか使うかと思い食器棚にためています」という“保管派”が最多。その他、コーヒーフレッシュやスティック砂糖を入れる人もいれば、洗面所のうがいコップ派も。そして、編集局にも…短くなった赤鉛筆が入っていました。丈夫でTPOを問わないガラス瓶。皆さんのお宅にも眠っているかも。 ■デザイン変更は7回 「カップを多くのご家庭でご愛用いただき、感謝申し上げます」と広報担当の栢(かや)由起子さん。 販売が始まった
JR西日本が温泉を掘り当てた三ノ宮駅南の掘削現場。奥の駅ビルは建て替えが検討されている=25日午前、神戸市中央区 神戸市や鉄道各社の再開発計画の検討が進む神戸の玄関口、三宮の駅前でJR西日本が温泉を掘り当てた。駅施設のリニューアル構想に合わせ、将来的な集客の目玉につなげようと今年1月に掘削を開始。地下約千メートルまで掘り進め、源泉にたどり着いた。 JR西は、2013年3月に発表した13~17年度の中期経営計画に三ノ宮駅の再開発検討を盛り込んだ。老朽化した駅ビル「三宮ターミナルビル」の建て替えを核に、神戸市と協議を進めている。 温泉の掘削は、駅南側の広場の一角で実施。13年11月、兵庫県から温泉法に基づく許可を受けて着工した。 JR西によると、8月上旬、深さ約千メートルの岩盤で温水が湧き出ているのを確認。成分や温度の分析で、温泉であることが分かった。源泉としての評価は「おおむね良好」といい、
代理人を務める中村和洋弁護士が発表した笹井氏遺族のコメント全文は次の通り。 このたびは、STAP論文問題および笹井芳樹の突然の死去に関しまして、皆さまには多大なるご迷惑と混乱を引き起こしましたことを深くおわび申し上げます。 1週間たった今も、私どもは心が混乱し、あまりに突然の出来事を受け入れることができないでおります。深い悲しみとショックで押しつぶされそうです。この半年があまりに長く、私どもも疲れ切っております。今は絶望しか見えません。 理研(理化学研究所)およびCDB(発生・再生科学総合研究センター)の職員・研究者の皆さまには、このようなことになり、おわびのしようもございません。皆さまの動揺を思うと、胸がつぶれるほどつらいです。今は一日も早く、皆さまに研究・業務に専念できる環境が戻ることを切に願うばかりです。 理研の先生方、職員の皆さまにはお一人お一人お会いしておわびの気持ちをお伝えした
朝のラッシュ時間帯の混雑が問題になっているポートライナーで、運行する神戸新交通は12日、2016年春に2編成12両を導入し、ピーク時の運転本数を5本増やす、と発表した。来春、ポートアイランドにある神戸学院大の学生数が約2千人増える試算もあり、予定を1年前倒し。1時間で2250人分の輸送力を新たに確保し、混雑を緩和する。 三宮とポートアイランドを結ぶ同ライナーは1981年に開業。2000年代半ば以降、神戸空港開港や医療産業都市の発展などで乗客は増加傾向にあり、13年度は1日当たり約6万3千人が利用した。 特に混み合うのが、平日午前8時台の三宮発で、1時間当たりの平均乗車率は約140%で推移。15年には、神戸学院大の法学部や経営学部が移転するなどキャンパス再編で学生の利用がさらに増えるという。 神戸新交通は今年1月、約12億円かけて2編成12両を発注し、17年春に運用を開始する方針を決定。当初
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