2017年9月15日、その役割を終えて土星の空に流れ星となって消える土星探査機カッシーニ。その功績を、カッシーニから届けられた美しい土星の写真と共にNASAで働く日本人技術者・小野雅裕さんが緊急解説! 来週9月15日、また一つの宇宙探査機が流れ星となって消える。ただし、地球ではなく土星の空に。 最期を迎えるのは土星探査機カッシーニだ。カッシーニは13年にわたって土星を周回しながら目覚ましい発見を続けてきたが、まもなく燃料が切れる。制御不能になる前に、探査機を土星大気に意図的に突入させ自己消滅させるのである。 この最後のミッションを、NASAは「グランド・フィナーレ」と呼んでいる。 カッシーニの輝かしい功績 カッシーニは、先輩探査機であるボイジャーが残した「宿題」を解くために打ち上げられた。1980年、81年に土星を通過した2機のボイジャーは数々の発見をしたが、多くの謎も残したまま、天王星、
Image credits: NASA/JPL-Caltech (images used under NASA media usage guidelines) アメリカ時間の2017年2月22日、NASAは系外惑星に関する新たな発見について記者会見を開いた。その新発見の内容とは、「ひとつの惑星系に7つの地球サイズの系外惑星が存在すること」だった。これら7つの系外惑星のうち、3つは地表に液体の水が存在しうるハビタブル(生命棲息可能)な惑星である可能性が示された。 生命を宿せるような「第二の地球」候補になりうる系外惑星が3つも同じ惑星系内で確認されるのは、初めてのこと。今回の発見は、我々が想像していた以上に太陽系の外には生命の星がありふれていることを示唆する、重要な発見といえる。 ・系外惑星とは 系外惑星とは、太陽系の外に存在する惑星のことである。これらは恒星の周りを公転している。観測技術の発
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This footage was taken by U.S. astronaut Terry Virts during two spacewalks (EVAs) on the International Space Station on February 25, 2015 and March 1, 2015. On EVA #30, Virts and fellow astronaut Barry “Butch” Wilmore routed a series of cables in preparation for the arrival of two International Docking Adapters later in 2015. Virts also lubricated elements at the latching end of the space station
NASAが2020年に打ち上げを予定している火星探査車には、二酸化炭素から酸素を作る装置が搭載される予定だそうだ(AFPBBニュース)。 これは、火星への有人探査を実現するための動きの1つのようだ。火星の大気は大部分が二酸化炭素とされており、これから酸素を生み出すことができれば、火星に人類が居住する大きな助けとなる。
NASAは8日、国際宇宙ステーション (ISS) の運用を4年間延長し、少なくとも2024年まで運用を続ける計画がオバマ政権により承認されたことを発表した(ホワイトハウスのプレスリリース、CNN.co.jp、ロイター、slashdot)。 計画の遅延により完成が2011年までずれ込んだISSだが、当初計画されていた運用終了は2016年であり、既に一度2020年までの延長が決定されていた。NASAは今後ISSを用い、将来の惑星探査に向けた長期の滞在が宇宙飛行士に与える影響を調べるとしている。また、長距離宇宙飛行や地球科学の研究、民間宇宙産業の発展のためにもISSが必要だとしている。 この発表を受け、ワシントンで「国際宇宙探査フォーラム」に参加していた日本の下村文科相は、「わが国としても前向きに考えるべきだ」と述べ、米国と足並みをそろえる考えを示している(時事通信)。
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