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2013年5月24日のブックマーク (2件)

  • 美術館活用 私はこう考える 4 「ハコよりも機能にこだわる」 神奈川大学特任教授 南 学氏 | 横須賀 | タウンニュース

    ─人口減少、財政難などを背景に全国の自治体で公共施設運営が岐路に立たされている。横須賀では美術館が象徴的な存在となっている。 「大前提として、美術館経営で採算を取ることは極めて難しい。人件費に加え、空調管理にライトアップなど大きな維持コストが発生する。観覧収入では賄えない。行政予算の補てんがなければ成立しない構造となっている。運営経費だけでなく、建設費の償還もある。美術館建設には補助金がつかない。全額起債で賄うことになるが、その分の負担も上乗せされることになる。毎年、億単位の予算を投入する価値があるのかを考えなければならない」 ─建設時のそうした議論を経て横須賀美術館は完成した。 「横須賀の人口規模になれば美術愛好家もいるだろう。子どものための情操教育の場も必要となる。一つのモデルとして、六木に新国立美術館がある。ここは所属作品を持たず、貸館機能に特化している。所蔵作品に係わるコストがか

    美術館活用 私はこう考える 4 「ハコよりも機能にこだわる」 神奈川大学特任教授 南 学氏 | 横須賀 | タウンニュース
    motowaka
    motowaka 2013/05/24
    “博物館の使命は、地域の歴史と文化に関する史資料を保管・修復・調査研究し、次世代につなげること。展示というのは補助的な役割でしかない。”それか「催事場」の二択的なちょっと極論?人件費圧縮派のようだが、
  • 美術館活用 私はこう考える 3 「見識なき丸投げをやめよ」 澤田秀男 元横須賀市長 | 横須賀 | タウンニュース

    ─建設の賛否をめぐる大激論の末に完成した横須賀美術館。あれから6年が経過したが、今の姿をどう見ている。 「三浦半島屈指の景勝地・観音崎にあることに意義がある。全国の『絶景美術館トップ5!』にも選ばれた。毎年、市立小学校6年生が全員鑑賞し、情操教育に貢献している。市民が誇れる施設になっていると思う」 ─年間の来館者数はおよそ10万人で推移。この数字をどう捉えるか。 「美術館基計画の目標が10万人。他都市の同規模の美術館では、10万人に満たないケースが圧倒的だ。入館者の全部が市民というわけではないが、市の人口41万人の4人に1人。決して低い数字ではない」 ─「美術館改革」を標榜する吉田市長が美術展示を拡大解釈するような企画(ラルク展・70年代音楽展)を打ち出し始めた。平たくいえば集客に主眼が置かれている。 「美術館は美術作品を展示・解説し、見る人に知識と感動、心の安らぎ、癒しをもたらし、豊か

    美術館活用 私はこう考える 3 「見識なき丸投げをやめよ」 澤田秀男 元横須賀市長 | 横須賀 | タウンニュース
    motowaka
    motowaka 2013/05/24
    企画展には当然集客も考えるが、集客優先主義での目的外使用を『美術館改革』と呼ぶことは大きな疑問だ